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脱北者(だっぽくしゃ、だつほくしゃ、)とは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の政治体制や生活環境を苦にして同国を脱出する人のこと。北朝鮮難民。大韓民国(韓国)における法律上の用語は北韓離脱住民(ほっかんりだつじゅうみん、)である。 == 名称について == 1993年以前の大韓民国(韓国)では、北朝鮮から国外へ脱した人々に対する決まった呼称は特になく、北朝鮮から韓国へ亡命してきた人を帰順者(きじゅんしゃ、)または帰順勇士(きじゅんゆうし、)と呼ぶだけであった。これは、北朝鮮からの国外脱出者が当時はほとんどおらず、脱出が判明した者のほとんどが韓国への亡命(帰順)を希望していたからである。 だが、1994年頃から北朝鮮国外への脱出者が急増すると、少なくない脱出者が中国等の韓国国外に留まり続ける等、脱出者の行動が亡命以外にも多様化し始めた。そのため韓国では、北朝鮮国外へ脱出した北朝鮮住民全体を指す呼称が必要とされ、まずは1994年に「脱北者」、次いで1997年に「北韓離脱住民」という用語が公の場で使われ始めた。また、北朝鮮からの住民脱出の増加は日本でも注目されるところとなり、日本のマスコミも韓国にならって「脱北者」を使い始めた。特に瀋陽総領事館北朝鮮人亡命者駆け込み事件などに見られる第三国への亡命を求める行動は衝撃を与え、「脱北者」とう用語の浸透に影響を与えた。 2005年1月9日に韓国政府は脱北者の呼び名を「セト民」()に改めると発表した。セト民は韓国語で「新しい土地で人生への希望を抱いて生きる人」の短縮。しかし反発を受け、12日にはこの改称は撤回された。ただし、大学の入試要項等、一部では「セト民」の名称を使っている。2008年11月21日、韓国統一部はセト民の名称を今後は使用しないと発表した〔脱北者:韓国政府が呼称変更、「セト民」不使用へ - 朝鮮日報 2008年11月23日〕。なお、セト民を冠する脱北者の団体も存在する。 なお、北朝鮮側では韓国への亡命者を「越南逃走者」と呼ばれており、祖国を裏切り自分ひとり生き延びようとした「この世でもっとも汚くて憎むべきくず中のくず」と最大級の反逆者とされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「脱北者」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 North Korean defectors 」があります。 スポンサード リンク
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