翻訳と辞書
Words near each other
・ 匡救
・ 匡正
・ 匡正的正義
・ 匡王
・ 匡王 (周)
・ 匡衡
・ 匢
・ 匣
・ 匣の中の失楽
・ 匣咲いすか
匣鉢
・ 匤
・ 匥
・ 匦
・ 匧
・ 匨
・ 匩
・ 匪
・ 匪団
・ 匪徒


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

匣鉢 : ミニ英和和英辞書
匣鉢[こうばち]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はこ]
 (n) box
: [はち]
 【名詞】 1. a bowl 2. a pot 3. a basin 4. a flowerpot 5. a crown 6. a brainpan 

匣鉢 : ウィキペディア日本語版
匣鉢[こうばち]

匣鉢(こうばち)は、陶磁器を焼くときに、素地を火炎その他から保護し、影響を受けないようにするための用いられる耐火性の容器である。さや、えんごろ、ぼし、などともいう。
==概要==
窯道具の1つである。窯詰の時に、陶磁器を中に納め、これを積み上げる。ムライトコーディエライトアルミナなどの耐火材料製である。食器用は、円形であるが、タイルを焼成する際に用いられるのは、正方形や長方形が主流である。中国では少なくとも以来行なわれた。鎌倉時代藤四郎は南中国の匣鉢を瀬戸に伝えたらしい。匣鉢が行なわれる地方は耐火粘土の十分にある地方に発達した。不十分な地方では裸積みで、しかし肥前国などでは天秤積みなどの工夫も考案された。瀬戸地方では匣鉢積みをさらに発達させて、棚積み法も案出された。中国の景徳鎮ではもっぱら匣鉢積みが行なわれた。日本では匣鉢積みをするのは古窯(小窯)系の東半部であり、西方のボシは普通は共素地を用い、つまり製品と同質製の粗大なものを外サヤに用いていた。「極真焼」の工夫はこの共ザヤから案出したもので、結晶釉の絶対的還元焼成なども、極真ボシの応用の結果である。
匣鉢と共に、窯道具としては、セッターや箱鞘(箱さや)も存在する。セッターはローラーハースキルンで用いられる。
箱サヤは、タイル以外では原料焼成にも用いられる。
category:陶芸

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「匣鉢」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.