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医療対話推進者(いりょうたいわすいしんしゃ)とは、医療機関において患者・家族支援体制の調整と対話促進の役割を果たす者である〔厚生労働省平成24年度診療報酬改定の基本方針〕〔中西淑美『医療メディエーター(医療対話推進者)と患者サポート充実加算について』文化連情報415、2012年10月、40頁以降より〕。 ==沿革== 2012年度の中医協において、厚生労働省〔 厚生労働省〕が、愛媛県医師会、全国社会保険協会連合会(現地域医療推進機構)などで養成・配置されていた医療メディエーターの成果および組織体制の資料に基いて、こうした人材を配置している場合に診療報酬加算を行うことを提案し、最終的に「患者サポート体制充実加算」として認められるに至った〔厚生労働省平成24年度診療報酬改定の基本方針〕〔中西淑美『医療メディエーター(医療対話推進者)と患者サポート充実加算について』文化連情報415、2012年10月、40頁以降より〕。また、その成果は順調に表れている〔 厚生労働省中央社会保険医療協議会議事録〕。 その後、業務指針・研修指針も整備され、厚生労働省は事務連絡の中で、これに適合する養成研修として「日本医療機能評価機構の研修である」と明記し、その他の研修提供組織については、個別に評定するとしている〔 厚生労働省事務連絡医科-2〕。 日本医療機能評価機構の研修〔 日本医療機能評価機構〕は、医療メディエーター養成研修として早稲田大学和田仁孝教授と山形大学中西淑美准教授が開発したプログラムであり、現在では、日本医療機能評価機構、日本医師会、日本医療メディエーター協会が協働して研修を提供している〔和田仁孝 中西淑美『医療メディエーション:コンフリクト・マネジメントへのナラティヴ・アプローチ』、2010年より〕。年間100回以上の育成研修が行われ、医療対話推進者の95%以上がこの研修を受講している。このほか、NPO法人架け橋、日本医療コーディネーター協会なども、年に数回の研修を提供している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「医療対話推進者」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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