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十一音節詩 : ミニ英和和英辞書
十一音節詩[じゅういちおんせつし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十一 : [じゅういち]
 【名詞】 1. 11 2. eleven 
: [いち]
  1. (num) one 
一音節 : [いちおんせつ]
 (n) monosyllable
: [おと, ね]
  1. (n,n-suf) sound 2. note 
音節 : [おんせつ]
 (n) syllable
: [せつ, ぶし]
  1. (n-suf) tune 2. tone 3. knot 4. knob 5. point
: [し]
 【名詞】 1. poem 2. verse of poetry 

十一音節詩 : ウィキペディア日本語版
十一音節詩[じゅういちおんせつし]
十一音節詩・詩句・詩行(じゅういちおんせつ-し・しく・しぎょう)は詩形だが、異なる2つのものがある。
#Endecasillaboイタリア語)/Hendecasyllable英語) - ダンテ神曲』などイタリア詩に多く使われる詩形。
#Hendecasyllabiラテン語)/Hendecasyllabic(英語) - カトゥルスの使った韻律
== Endecasillabo ==
Endecasillabo は、10番目の音節に最後の強勢(アクセント)を持つことによって定義される。よく起こることだが、この強勢で音節がこぼれて、詩行は文字通り「11の音節」を持つことになる。
最もよく使われるのは次の2つである。
*6番目と10番目の音節に強勢を置く構成(6a-10a)
:''Nel mezzo del cammin di nostra vita''
:(ダンテ『神曲』地獄篇1.1)

*4番目、7番目、10番目の音節に強勢を置く構成(4a-7a-10a)
:''ch’io mi sia tardi al soccorso levata''
:(ダンテ『神曲』地獄篇II.65)
イタリアの古典詩の多くはEndecasillaboで作られている。たとえば、ダンテ、ペトラルカルドヴィーコ・アリオストトルクァート・タッソの主要作品がそうである。しかし、押韻構成は様々である、テルツァ・リーマからオッターヴァ・リーマに、ソネットからカンツォーネに、1800年以降の詩では、Endecasillaboは厳格な体系を持たず、押韻もあるかないかだった。ジャコモ・レオパルディの『カンティ』がその好例で、この「Endecasillabi sciolti(自由十一音節詩)」は英語詩のブランクヴァースに似たものである。
イタリア語詩におけるEndecasillaboに相当するものは、英語詩では弱強五歩格、フランス語詩ではアレクサンドランである。
英語詩でのEndecasillaboには、ジョン・キーツの『エンディミオン(Endymion)』がある。冒頭の「A thing of beauty is a joy for ever」でいえば、「ever」が11番目の音節になる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「十一音節詩」の詳細全文を読む




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