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十二国(じゅうにこく)は小野不由美の小説『十二国記』シリーズの舞台となる架空の世界の呼称、またはそこに存在する12の国の総称である。 == 概要 == 十二国の世界は、山海経に登場するような神仙や妖魔の存在する世界である。文化、政治形態は古代中国(特に周)に類似しており、絶対的な王制のもと統治が行なわれているが、王位は世襲制ではなく、12の国はそれぞれ神獣麒麟(きりん)が天意に従って選んだ王により治められる。王は諸侯を封じ、政治を行なわせるが、王や一部の高位の官吏は神仙として不老長寿(だが必ずしも不死ではなく、胴や首を断たれれば死んでしまう)の身体を得て、天意に従う形で国を治めることを求められている。自らを選んだ麒麟が失道にかかりそのまま死ぬか、王を辞し禅譲する、あるいは誰かに討たれるなどされない限り王は死なない。 他国への軍事的干渉は、その国の国主が助力を求めてこない限り天意によって厳しく禁止されており、理由の如何を問わず破った国は王・麒麟ともに悲惨な死に方をし国氏も変わる(覿面の罪)。王とそれを選ぶ麒麟、そして天意とは何なのかという問いが、作品全体の主題となっている。さらに、サイドストーリーとして最初に執筆された『魔性の子』では、この異世界が我々の暮らす現実世界に干渉したときに起こる脅威がホラー小説として描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「十二国」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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