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十八松平 : ミニ英和和英辞書
十八松平[じゅうはちまつだいら]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十八 : [じゅうはち]
 【名詞】 1. 18 2. eighteen 
: [やつ]
 (num) eight
: [まつ]
 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) 
: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm

十八松平 : ウィキペディア日本語版
十八松平[じゅうはちまつだいら]
十八松平(じゅうはちまつだいら)は、松平氏の一族のうちで、徳川家康の時代までに分家したルーツを持つ松平家の俗称。徳川宗家を含める場合もある。家康の祖父・松平清康までの庶家に限定する場合もある。また、十四松平ともいわれる。
「十八松平」は、「松」の字を分解し十八公とする中国の慣習から着想されたという説〔中村孝也「十六松平」『歴史読本』昭和41年6月特大号〕があり、十八という数は実数ではないとも指摘される〔平野明夫 『徳川権力の形成と発展』 岩田書院、 2006年〕。
== 十八松平 ==
三河松平氏とされ、庶家の十八家をさすといわれる(『国史大辞典』)。また「三河十八松平」ともいう〔。『改正三河後風土記』では「三州十八松平」と記載される。具体的に三河松平氏のどの庶家が十八松平を指すかは書物によって異なる。
後の徳川宗家
* 安祥松平家 - 松平信光の三男親忠の流れで、後の徳川家本家のこと。江戸時代の史料たる『改正三河後風土記』で十八松平に入る。以降、家督は親忠三男の松平長親、その長男松平信忠、その長男松平清康と継がれてゆく。
十四松平 - 江戸時代に存続し『寛政重修諸家譜』に記載された松平庶流十四家〔中村孝也 『家康の族葉』 講談社、1965年〕。
* 竹谷松平家 - 松平信光の長男守家の流れ。三河宝飯郡竹谷(愛知県蒲郡市竹谷町)を領した。
* 形原松平家 - 松平信光の四男与副の流れ。三河宝飯郡形原(愛知県蒲郡市形原町)を領した。
* 大草松平家 - 松平信光の五男光重の流れ。三河額田郡大草(愛知県額田郡幸田町)を領した。
* 五井松平家 - 松平信光の七男忠景の流れ。三河宝飯郡五井(愛知県蒲郡市五井町)を領した。御油とも書く。
* 深溝松平家 - 五井松平忠景の次男忠定の流れ。三河額田郡深溝(愛知県額田郡幸田町深溝)を領した。
* 能見松平家 - 松平信光の八男光親の流れ。三河額田郡能見(愛知県岡崎市能見町)を領した。
* 長沢松平家 - 松平信光の十一男親則の流れ。三河宝飯郡長沢(愛知県豊川市長沢町)を領した。
* 大給松平家 - 安祥松平親忠の次男乗元の流れ。三河加茂郡大給(愛知県豊田市大内町)を領した。
* 滝脇松平家 - 安祥松平親忠の九男乗清の流れ。三河加茂郡滝脇(愛知県豊田市滝脇町)を領した。
* 福釜松平家 - 安祥松平長親の次男親盛の流れ。三河碧海郡福釜(愛知県安城市福釜町)を領した。
* 桜井松平家 - 安祥松平長親の三男信定の流れ。三河碧海郡桜井(愛知県安城市桜井町)を領した。
* 東条(青野)松平家 - 安祥松平長親の四男義春の流れ。初代義春・二代忠茂は三河碧海郡青野城、三代家忠が東条城(愛知県西尾市吉良町)を居城とした。
* 藤井松平家 - 安祥松平長親の五男利長の流れ。三河碧海郡藤井(愛知県安城市藤井町)を領した。
* 三木松平家 - 松平信忠の次男信孝は当初三河合歓木を領する。後に三河の三木城(愛知県岡崎市上三ツ木町)を居城とした。合歓木松平家とも。
;家系が断絶した松平家
* 岩津松平家 - 安祥松平親忠の長男松平親長の流れ。三河額田郡岩津(愛知県岡崎市岩津町)を領した。
* 西福釜松平家 - 安祥松平親忠の七男松平親光の流れ。三河鴛鴨城(愛知県豊田市鴛鴨町)を居城としたため、押鴨松平家、鴛鴨松平家とも。
* 鵜殿松平家 - 安祥松平信忠の三男康孝の流れ。松平康孝が領していたことから、この家を三木松平家と呼称する場合がある。       
;その他
* 宮石松平家 - 大給松平乗元の三男乗次の流れ。存続したが『寛政譜』では大給松平家の分家。十八松平とされるときは一家扱い(『国史大辞典』)。
* 久松松平家 - 徳川家康生母の伝通院が久松氏に後妻に入り産んだ松平康元、次弟の康俊、さらに次弟の定勝からの流れ。松平姓を家康から下賜された経緯から久松松平は一門化する年代が異なり、清康以前の庶家に限定する場合は入らない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「十八松平」の詳細全文を読む




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