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10回クイズ(じっかいくいず)とはクイズ遊びの一つで、解答者にある単語を10回言わせたあと、その単語が間違った答えになっているような問題を出し、解答者の間違った答えを誘うものである。問題自体は落ち着いて考えれば非常に簡単なものであるが、つい間違って答えてしまう。クイズというよりも、言葉遊びに近いものである。10回10回クイズとも呼ばれる。 == 解説 == 代表的なクイズとその解答は以下のものである。 質問者「『ピザ』と10回言ってください」 解答者「ピザ、ピザ、ピザ……」 質問者「(腕を折り曲げて指で示しながら、)それではここをなんと言うでしょう?」 解答者「ヒザ?」 質問者「残念、肘(ひじ)です」 このクイズには次の三つの要素が現れている。 ;繰り返し唱える語(“ピザ”) ;想定される誤答(“ひざ”) ;正答(“ひじ”) 唱える語と誤答は音が近接していて、誤答と正答は意味が近接している。この例では、“ひざ”と“ひじ”はともに体肢の関節を表すという点で意味が近接している。 解答者は“ピザ”と唱えた後で指し示された肘(ひじ)を見ると、肘に関連のある多くの語の中で“ピザ”と近接する音を持つ“ひざ”をまず連想し(プライミング効果)つつ、“ピザ”と“ひざ”の音の違いを意識する。このとき、誤答しないように警戒している解答者は、“ピザ”と“ひざ”の音の違いに引きずられないことに気を取られて、肘に関連のある多くの語の中に紛れた正答である“ひじ”を想起しづらくなるのである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「10回クイズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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