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十団子(とうだんご)は和菓子の一種で、団子または類するものを紐や串でつなげたものである。江戸時代にさかのぼって同名の別菓子が複数ある。一つは現在の静岡県静岡市にある東海道の宇津ノ谷で売られた団子で、今も地元で作る。もう一つはかつて宮城県塩竈市の名物として作られたあられもちである。別の一つは、熱田神宮にゆかりの藤団子の別名である。 == 宇津ノ谷の十団子 == 現在の静岡県静岡市駿河区にある宇津ノ谷は、東海道の宇津ノ谷峠のそばにある。そこで道中の軽食に売られたのが十団子である。江戸時代の紀行文や川柳からは、小さな団子を糸で貫き数珠球のようにしたものと知れる。地蔵菩薩の教えで作り、子供に食べさせると万病が癒えるという謂れつきで売られていた。21世紀初めには近くの慶竜寺で祭礼の日に売られている〔清博美『東海道名所歩き』91-93頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「十団子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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