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十字の描き方(じゅうじのかきかた)では、キリスト教の諸教派において行われる、手を使って自分の体前に十字を描く動作とその意義を扱う。「十字を切る(切り方)」とも。描き方には教派によって違いがあるが、イエス・キリストが刑死した十字架を表す信仰表明である点は、教派を越えて共通している〔Sign of the Cross - OrthodoxWiki 〕〔教皇フランシスコ、2014年9月14日「お告げの祈り」でのことば 〕〔 月報「コイノニア」2008年8月号 No.300《シリーズ・色々な礼拝》祝福のしるし 聖餐式での十字の切り方 司祭 ミカエル 藤原健久 〕。 十字の描き方については古代にも地域によって様々な形態があったことが判っているが、なぜこのような相違が生じたのかはよく判っておらず、現代では東方教会・西方教会間で十字の描き方が左右逆になっているが、なぜこのように東西教会の間で描き方が左右逆に継承されたのか、その原因も不明である。 正教会・カトリック教会においては十字を描く(切る)ことは欠かせないが〔かたち-象徴や表信:日本正教会 The Orthodox Church in Japan 〕、聖公会では「欠かせない」とまでは言われず「十字を切るか切らないかは自由」とされる〔。またプロテスタント諸派には十字を切る習慣を有さないものも多いが、教会によっては十字を切ることを勧める場合がある(特にルター派では十字を切る傾向が強い)〔信仰の学び、養いを生涯続ける① ルーテル学院大学・神学校名誉教授 徳善 義和 〕。 ==正教会== 正教会においては、「十字を画く(かく)」「十字を描く」といった表現が用いられ、「十字を切る」という表現は皆無では無いもののあまり用いられない。十字を画くことは信仰を表すため「表信」の一つであり、祈祷の一部、ないし身体によって表現された祈祷であるとされる。 カトリック教会と同様、古代以来十字を画くことは正教会でも行われてきた(東西教会の分裂自体が中世の事)。但し現代正教会世界に見られるような形に統一されたのは中世以降のことである。十字の画き方の統一を嫌って生じた分派には、正教会のロシア古儀式派などがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「十字の描き方」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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