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千五百番歌合(せんごひゃくばんうたあわせ)とは、鎌倉時代に後鳥羽院が主催した歌合。仙洞百首歌合とも言う。〔松野陽一・𠮷田薫編『藤原俊成全歌集』笠間書院、2007年 ISBN 978-4305703286 pp.1032〕 和歌史上最大規模の歌合であり、「新古今和歌集」撰集資料としても第1位である(90首入集)。〔田渕句美子『新古今集 後鳥羽院と定家の時代』角川学芸出版、2010年 ISBN 978-4047034815 pp.76-85〕 == 概要 == 建仁元年(1201年)、後鳥羽院の命を受けた30人の歌人が100首ずつ詠進した(「後鳥羽院第三度百首」)が、この3000首が1500番の歌合に結番され、建仁2年(1202年)9月に選定された10人の判者に2巻(150番)ずつ送られた。披講や評定は行われず、判者の裁量で加判され、建仁3年(1203年)春頃に成立した。 各歌人が詠進した百首歌すべてを番えて歌合にするのは、建久4年(1193年)もしくは建久5年(1194年)頃成立した九条家主催の「六百番歌合」が嚆矢であるが、後鳥羽院はそれをはるかに超える規模で行ったものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千五百番歌合」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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