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科学や工学で用いられるparts-per表記(パーツ・パーひょうき)とは、モル分率・体積分率・質量分率などの各種の無次元量について、非常に小さい数値を表すのに使われる疑似的な単位である。これらの量は、量を同じ次元の量で割ったもの(別の言い方をすれば、分子・分母が同じ量である分数)であるため、単位を伴わない純粋な「数」である。 parts-per表記の単位には、以下のような物がある。 * ppm (parts-per-million, 、百万分率) * ppb (parts-per-billion, 、十億分率) * ppt (parts-per-trillion, 、一兆分率) * ppq (parts-per-quadrillion, 、千兆分率) ==概要== parts-per表記は、化学において希薄溶液の濃度(例えば水に含まれるミネラル分や汚染物質の濃度)を表現するのによく用いられる。試料溶液1グラム(g)につき汚染物質が百万分の1グラム存在するならば、その質量分率について"1 ppm"と書くことができる。水溶液の場合は、水の密度が1.00 g/mLと近似できるので、1グラムの水と1ミリリットルの水は同じとみなせる。よって、1 ppm は 1 mg/L に相当し、1 ppb は 1 µg/L に相当する。 parts-per表記は物理学や工学において、様々な比例現象の値を表現するのにも用いられる。例えば、ある金属合金が摂氏度1℃ごとに1メートルあたり1.2マイクロメートル膨張するとき、「熱膨張率 α = 1.2 ppm/℃」と表現される。parts-per表記は変化率、安定性、計量の不確かさの表現にも用いられる。例えば、光波測距儀を用いて距離を測るときの正確度が距離1キロメートルにつき1ミリメートルであるとき、「正確度 = 1 ppm」と表現できる〔これは単純化した説明である。光波測距儀は通常、1 - 10 mm の測定粒度を持つ。そのため、距離測定精度の完全な仕様は「正確度: ±(1 mm + 1 ppm)」のように表現される。従って、この例においては、わずか数メートルの距離測定でも±1 mm の正確度となる。〕。 parts-per表記は全て無次元量である。数学的に表現すると、単位が打ち消される。「2ナノメートル毎メートル」の場合、2 n 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Parts-per表記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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