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千歳型水上機母艦(ちとせがたすいじょうきぼかん)は、日本海軍の水上機母艦の艦型。同型艦2隻。昭和18年に航空母艦へ改装された。 == 概要 == 千歳型は昭和9年度の第二次海軍軍備補充計画(通称マル2計画)で建造された水上機母艦である。それまでの水上機母艦は他艦種からの改装艦で賄われており、本艦型が日本海軍史上初の新造水上機母艦である。千歳型は単なる水上機母艦ではなく、甲標的が実用化された時にその母艦として改装するという特殊な目的を持った艦であった。本艦型2隻の他、マル2計画で建造の瑞穂〔#写真日本の軍艦第4巻p.163〕、マル3計画で当初は高速敷設艦とされた日進は何れも同じ目的であった〔#写真日本の軍艦第4巻p.165〕。 当初計画では第1状態は水上機母艦として水上機24機を搭載。給油艦として重油2,750トンを他艦に補給可能。速力は29ノットであった。第2状態は甲標的12隻を搭載。水上機は12機、補給用重油は1,000トンとした状態だった。両艦とも第1状態で竣工、後に千代田のみ第2状態に改装され太平洋戦争に参加、1942年(昭和17年)末には空母への改造に着手した。 その後の説明、および航空母艦としての要目は千歳型航空母艦を参照のこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千歳型水上機母艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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