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千種有敬(ちぐさ ありのり、貞享4年9月10日(1687年10月15日)‐元文3年3月30日(1738年5月18日))は、江戸時代中期の公卿。東山天皇(113代)・中御門天皇(114代)・桜町天皇(115代)の三帝にわたって仕え、官位は従二位権大納言まで昇る。実父は岩倉乗具。母は不詳。養父は千種有維。養子に千種有補、娘に有補の室がいる。初名は岩倉具広(いわくら ともひろ)、千種有統(ちぐさ ありすべ)。 元禄4年(1691年)叙爵。元禄5年(1692年)祖父にあたる千種有維(乗具の実父)の養子に入る。元禄11年(1698年)に元服。右近衛少将・左近衛中将を経て、享保2年(1717年)に従三位となり、公卿に列する。その後、参議や踏歌節会外弁・東照宮奉幣使などを歴任。享保20年(1735年)に権中納言に就任。さらに元文3年(1738年)に権大納言となるも辞職。同年中に薨去した。享年52。 藤波景忠の子で梅渓通条の養子だった有補を養子に迎えて千種家の名跡を継がせた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千種有敬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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