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千足古墳(せんぞくこふん)は、岡山県岡山市新庄下に所在する帆立貝形古墳である。造山古墳の陪塚として大正10年(1921年)国の史跡に指定(登録名称は「造山古墳第五古墳」)。直弧文の彫刻がある石障で知られる。 2011年12月、剥離が確認された石障を石室の外へ搬出し、岡山市埋蔵文化財センターに移送する作業が行われた〔〕。保存措置のため石室内の装飾部分を搬出するのは奈良県明日香村の高松塚古墳、キトラ古墳に続いて3例目。 == 概要 == 全長約80m、後円部径約60m、高さ6.8m、前方部幅約25m〔平成25年史跡千足古墳発掘調査現地説明会資料 岡山市教育委員会 〕。墳丘は後円部3段、前方部1段で、前方部を西に向ける。5世紀前半の築造。 埋葬施設は横穴式石室が2基平行して存在する。どちらも九州系の初期横穴式石室で、共に南東方向に開口部がある。 南西側の石室は長さ3.45m、幅2.6m、高さ2.6mで、左右側壁・奥壁は扁平な板石を用いてドーム状に積み上げられている。また前壁は板石を立てて玄門状にしている。玄室内の四壁には石障が設けられ、左右側壁には4枚あり、その奥壁寄りの左右の石障と奥壁の石障を利用して、造り付けの石棺のように屍床を設けている。屍床の前面に立てられた石障は外面に直弧文・刻み目直線帯が彫られ、さらに上面にも一種の鍵手文が彫られている。石室内から仿製鏡・玉類・鉄鏃が、羨道部上面から仿製鏡・玉類・巴形銅器・鉄刀・鉄剣・鉄斧・甲冑片が出土した。 北東側の石室は長さ2.7m、幅2mで、隣の石室より一回り小さい〔 岡山の国史跡・千足古墳 さんようタウンナビ 〕。天井部が崩落しており、内部は未調査である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千足古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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