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卍楼北鵞 : ミニ英和和英辞書
卍楼北鵞[まんじろう ほくが]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まんじもん, まんじ]
 【名詞】 1. gammadion 2. fylfot 3. swastika
: [ろう]
 【名詞】 1. tower 2. turret 3. lookout 4. belvedere
: [きた, ほく]
 (n) north

卍楼北鵞 : ウィキペディア日本語版
卍楼北鵞[まんじろう ほくが]
卍楼 北鵞(まんじろう ほくが、生年不明 - 安政3年〈1856年〉5月21日)は、江戸時代後期の浮世絵師
== 来歴 ==
葛飾北斎あるいは抱亭五清の門人とされる。姓は三田、通称は小三郎。北鵞、卍楼北鵞と号す。家号を虎屋といい、京橋や本所常盤町などに住んでいた。天保から安政(1830年-1860年)にかけて美人画武者絵などの錦絵の他、摺物、狂歌絵本の挿絵、肉筆画を描いた。安政3年(1856年)の年紀のある肉筆画があるともいう。抱亭五清の前名である「北鵞」を襲名した二代目北鵞であるが、その画風は北斎に似ており、師系に関しては未詳。
その作品の「朱鍾馗図」は全てを魔除けの朱色で描かれた霊験あらたかな鍾馗が、右手には剣を持ち、雲に乗って右足を上げ、今にも悪鬼どもの中に踏込もうとする所を巧みに捉えている。北鵞の描いた鍾馗は北斎が得意にした形に倣っており、衣紋の輪郭線の力強さもまさに北斎張りに仕上がっている。また「月下三舟図」に描かれている三艘の舟は北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に見られる、おし送り舟に極めて型が似ているようで、もしそうであれば未だ夜も明けぬ早朝に新鮮な野菜、魚を積んで江戸へと向かう様子を捉えたところということになる。月光を受けた海面は白く、又青く輝きながら少々うねり気味である。この表現は北斎の『富嶽百景』に見られる海面のうねりを描いた作品に比べ、一段と迫力のあるものとなっており、北鵞の作品としては極めて特殊な一図といえる。
生年については不明であるが、没年については喜多村信節の随筆『きヽのまにまに 続篇』のなかの安政3年の項に「五月廿一日 画師万楼北鵞没、葛飾北斎戴斗門生」という記述があるので、安政3年5月21日だったことが判明した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「卍楼北鵞」の詳細全文を読む




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