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卒業-オリジナル・サウンドトラック : ミニ英和和英辞書
卒業-オリジナル・サウンドトラック[そつぎょうおりじなるさうんどとらっく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

卒業 : [そつぎょう]
  1. (n,vs) graduation 
: [ごう, わざ]
 【名詞】 1. deed 2. act 3. work 4. performance

卒業-オリジナル・サウンドトラック : ウィキペディア日本語版
卒業-オリジナル・サウンドトラック[そつぎょうおりじなるさうんどとらっく]

卒業-オリジナル・サウンドトラック』(原題:The Graduate)は、アメリカ映画卒業』(1967年12月公開)のサウンドトラックアルバムサイモン&ガーファンクルの楽曲が多用されており、彼らのアルバムとして広く認知されているが〔2008年発売の日本盤Blu-spec CD(SICP 20022)もサイモン&ガーファンクル名義となっている〕、実際にはデイヴ・グルーシンが作曲したインストゥルメンタルも6曲収録されており、アルバム・ジャケットには「ADDITIONAL MUSIC BY DAVID GRUSIN」と記載されている。ポール・サイモンとデイヴ・グルーシンは、本アルバムでグラミー賞の最優秀インストゥルメンタル作曲賞(映画・テレビ音楽)部門を受賞した〔。
== 背景 ==
1966年、『卒業』の監督であるマイク・ニコルズがポール・サイモンにサウンドトラックの制作を依頼。サイモンは新曲の「パンキーのジレンマ」「オーバース」を提供しようとしたが、ニコルズはその2曲を却下して、サイモン&ガーファンクルが既に発表していた「サウンド・オブ・サイレンス」「スカボロー・フェア/詠唱」「4月になれば彼女は」「プレジャー・マシーン」が映像に合っていると判断した〔『KAWADE夢ムック 文藝別冊 サイモン&ガーファンクル』p.41-42〕。そして、ニコルズはサイモンにさらなる新曲を依頼するが、サイモンは多忙だったため、約束していた3曲の新曲を間に合わせることはできず、ツアー中に作ったサイモン&ガーファンクルの新曲「ミセス・ロビンソン」を提供するにとどまった〔The perfect pic alignment - Entertainment News, Weekly, Media - Variety 2005年5月15日、Peter Bart - 2011年12月2日閲覧〕。この「ミセス・ロビンソン」は、当初の歌詞では「ミセル・ルーズベルト」だったが、アート・ガーファンクルの提案により、『卒業』の登場人物であるミセス・ロビンソンの名前を入れることになった〔『KAWADE夢ムック 文藝別冊 サイモン&ガーファンクル』p.49〕。
本作の最後に収録された「サウンド・オブ・サイレンス」の別ヴァージョンは、実際に映画で使用されたヴァージョンとも異なる演奏である〔『KAWADE夢ムック 文藝別冊 サイモン&ガーファンクル』p.156〕。音楽評論家のBruce Ederは、allmusic.comにおいてこのヴァージョンの「サウンド・オブ・サイレンス」について言及し「2人が残したこの曲のスタジオ録音の中でも最良の演奏かもしれない」と評している〔The Graduate - Simon & Garfunkel | AllMusic - Review by Bruce Eder〕。
『卒業』のサウンドトラックでは、サイモン&ガーファンクルの楽曲に加えてデイヴ・グルーシンの楽曲も使用されたが、いずれも1枚のLPレコードを満たすほどの曲数はなかったため、プロデューサーのテオ・マセロは、両者の楽曲をまとめて収録することにした〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「卒業-オリジナル・サウンドトラック」の詳細全文を読む




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