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協和汽船株式会社(きょうわきせん)は、愛媛県今治市に本社を置く海運会社。今治港から大島への高速船を運航していた。 サークルケイ四国をグループに持っていた(子会社のイマダイコーポレーションが直接の親会社)。 ==概要== 今治港と大島を結ぶ航路を長らく運航していた。 1963年にフェリー便の運航を開始。1998年度には140万人、87万台の利用があったが、しまなみ海道の開通後の2000年度には50万人、20万台に激減〔海道の明日 しまなみ開通3年 - 中国新聞、2014年4月30日閲覧。〕。70人いた従業員を30人に削減する一方で、運賃を大幅に値下げし一時は利用を伸ばした。 2011年2月末までは今治港から下田水漁港まで平日・土曜日に1日20便(うち9便が高速船)、下田水漁港から今治港まで平日・土曜日に1日19便(うち8便が高速船)。日曜日・祝日・1月2日・1月3日は今治港・下田水漁港発それぞれ1日14往復(うち3便が高速船)で運航されていた。しかし、2009年に実施されたETC搭載車に対する高速道路の休日特別割引・休日終日割引(上限1,000円、現在は終了)の実施などで乗船台数が低迷。2011年3月1日からフェリー便の運航を休止し、高速船のみの運航となった。2011年11月1日からは、減便とダイヤの変更が行われた。 しかし、その後も利用者低迷や原油高などで経営は厳しく、2013年6月から平日・土曜日13往復を7往復に減便、日曜・祝日7往復を運休とするダイヤに改正〔四国運輸局海事振興部、『協和汽船㈱の今治~下田水航路における減便及び事業休止について』〕。7月31日には航路の運航を休止し8月1日より1年間航路を運航休止した。航路休止に伴い8月1日からは瀬戸内海交通によって大島、伯方島と今治市中心部を結ぶバス便が平日で1日4往復増便された〔高速船:再開願う声も 今治港−大島・下田水港間、運航休止 - 毎日新聞(2013年08月1日)、2014年4月30日閲覧。〕。 2014年8月には「代替交通手段の路線バスが定着し、運航を再開しても利用客回復が見込めない」として、航路廃止した〔今治-大島航路廃止 客足回復見込めず - 愛媛新聞(2014年8月1日)、2014年8月3日閲覧。〕。また同年12月にはサークルケイ四国の全保有株式をサークルKサンクスに売却した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「協和汽船」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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