|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 協 : [きょう] 1. (n-suf,n-pref) cooperation ・ 協調 : [きょうちょう] 1. cooperation 2. conciliation 3. harmony 4. (2) firm (market) tone ・ 調 : [ちょう] 【名詞】 1. (1) pitch 2. tone 3. (2) time 4. tempo ・ 運 : [うん] 【名詞】 1. fortune 2. luck ・ 運転 : [うんてん] 1. (n,vs) operation 2. motion 3. driving
協調運転(きょうちょううんてん)とは、鉄道において2両以上の動力車を連結(重連運転)し、相互に協調しながら運転を行うこと。 広義には、総括(一括)制御のできない動力車にそれぞれ運転士が乗り込み、汽笛で合図をする等の方法により個々に速度制御を行うことまでを含むが、本項では、保安上・その他運行上の理由で電車と気動車など動力形式が異なる列車を、運転時の制御形式を揃えるなどして、それらの動力を機械的に協調させて運転させる仕組み、そのような運転について記述する。 == 電車と電気機関車の協調運転 == 1997年(平成9年)9月30日限りで廃止された信越本線横川駅 - 軽井沢駅間の碓氷峠越えで電車と電気機関車の協調運転が行われていた。 この区間は、勾配66.7パーミルを含む区間であることから、この区間では電車は無動力のまま、専用の電気機関車であるEF63形の重連により牽引(下り列車=上り坂は推進)していた。 しかし保安上の理由によりEF63形電気機関車での牽引・推進両数が8両に制限されていたため、1968年より、輸送力増強のために同形式と協調運転可能な電車(169系・489系・189系)が製造された。これは、EF63形からの指令で、電車側でもある程度の推進力やブレーキ(発電ブレーキ)力を発生させて、EF63形電機の負担を減らすもので、これによって最大編成両数は12両となった。 なお客車列車・貨物列車がこの区間を走行する場合(牽引機は信越本線用のEF62形限定)は、下り線(上り坂)は運転士間の無線通信により個別制御の機関車(前部のEF62形と後部のEF63形重連)を協調させる方法で、上り線(下り坂)のみEF62形とEF63形重連での前部EF63形からの重連(3重連)総括制御により協調運転を行っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「協調運転」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|