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南アラビア諸語は、アラビア半島南部のイエメン(ソコトラ島を含む)とオマーンを中心に少数の人々が話している一群の言語。 系統的にはアラビア語と異なり南方セム語に属し、これを二分した場合の東方語群に当たる。 系統の異なる古代南アラビア語と区別するために、現代南アラビア語とも呼ばれる。 側面摩擦音などセム祖語の特徴を残していることや、言語年代学的考察などから、他の全てのセム語に対立する系統と見る説もある(A. Militarev)〔http://www.krugosvet.ru/enc/gumanitarnye_nauki/lingvistika/SEMITSKIE_YAZIKI.html 〕〔Once more about glottochronology and the comparative method: the Omotic-Afrasian case Alexander Militarev Moscow, Russian State University for the Humanities.〕。 ==言語== *マフラ語:イエメンに70,000人以上、オマーンに50,000人以上、またクウェートに移住した約15,000人の話者がいる。メフラ語とも呼ばれる。マフラ人によって話される。 *ソコトラ語:ソコトラ島で話されており、イエメン本土ほどアラビア語の圧力を受けてはいない。話者はイエメンで57,000人(1990年)、移住者も含めて64,000人と見積もられる。 *シャフラ語(ジッバーリ語):話者数25,000人と見積もられる。オマーンのドファール地方とイエメンの国境地帯における1960-70年代の反乱を起こした人々の言語として知られる。 *ハラシース語:オマーン、話者数1,000から2,000人と見積もられる。 *バトハリ語:話者数200人と見積もられる。 *ホビョト語:オマーン、話者数100人と見積もられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南アラビア諸語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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