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ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨、学名: )は、トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木である。以前はに分類され、 の学名で呼ばれていた。種小名の は「脂肪のある」の意。別名、トウハゼ、カンテラギ。中国名烏桕〔木偏に臼〕、烏臼、烏臼木〔 〕。 和名は、ハゼノキの代わりに蝋をとる材料として使われるようになった、中国原産の木の意味である。 == 形態・生態 == 樹高6 m。 葉は三角状広卵形で先端は尾状で、秋、紅葉する。 花は雌雄同株であり、5-6月開花する。雄花は総状花序で、その葉腋に雌花をつける。 果実は秋、少し三角のかかった球形の蒴果(さくか)を黒熟させ、3個の種子を出す。種皮は黒色であるが、その表面は脂肪に富んだ白色の蝋状物質で覆われる。蒴果が裂開しても、種子は果皮から自然に離脱することはなく、紅葉期から落葉後まで長く樹上に留まり、白い星を散らしたようで非常に目立つ。ムクドリなどの鳥類がこの種子を摂食し、蝋状物質を消化吸収して種子を排泄することで、種子分散が起こる。 ファイル:Triadica sebifera5.jpg|樹皮 ファイル:Triadica sebifera2.jpg|葉と若い果実 ファイル:Sapium sebiferum 4939.JPG|紅葉した葉 ファイル:Triadica sebifera9.jpg|花 ファイル:Triadica sebifera4.jpg|果実 ファイル:Seeds of Sapium sebiferum.JPG|種子 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナンキンハゼ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Triadica sebifera 」があります。 スポンサード リンク
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