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南地よね(1890年11月24日 - 没年不詳)はアメリカ合衆国で飛行訓練を受けた日本女性である。1912年にロサンジェルスのドミングス飛行場にあるシラー飛行学校で飛行訓練を受けた。1912年9月には日本女性として、最初の飛行をおこなった。 和歌山県出身でロサンジェルスに家族と渡り、縫製学校を卒業し、縫製業についた。ドミングス飛行場で行われた航空大会を見て、航空に興味を持ち、1912年にシラー飛行学校に入学した。数ヶ月前に同校に入学していた佐村福槌の指導を受けた。9月頃には飛行練習を行ったとされ、日本には飛行免状を得たと誤って報じられることもあった。日本女性で最初に航空免許を得た兵頭精が飛行したのは1921年頃であるので、それよりも9年ほど早く飛行をおこなったことになるが、航空免許は得るにはいたれなかった。佐村は1913年3月にアメリカの万国飛行免状を取得し、シラー飛行学校を卒業し、ロサンジェルスにみずからの飛行学校を設立するが、南地も行動をともにした。1914年9月14日、佐村と結婚し、長男を懐妊した後、飛行するのをとりやめた。佐村もほどなく航空界から引退した。 1923年夫婦で帰国し、下関で洋裁学校を創立した。 ==参考図書== * 『鳥人たちの夜明け』平木国夫、1978年、朝日新聞社 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南地よね」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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