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南岳寺 : ミニ英和和英辞書
南岳寺[なんがくじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みなみ]
  1. (n,vs) South 2. proceeding south 
: [たけ]
  1. (n,suf) (1) peak 2. (2) mountain 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 

南岳寺 : ウィキペディア日本語版
南岳寺[なんがくじ]

南岳寺(なんがくじ)は、山形県鶴岡市内にある真言宗智山派の寺院。鉄龍海上人即身仏(ミイラ仏)があることで有名。鶴岡駅から南岳寺前下車徒歩5分。
== 鉄龍海上人 ==
鉄龍海(てつりゅうかい、1820年(文政3年) - 1881年(明治14年)10月28日)は、日本、即身仏。
略歴
* 1820年(文政3年) - 出羽国仙北郡堀見内村(現・大仙市)進藤某の子として生まれる。
* 1836年(天保7年) - この頃、喧嘩で友人を殺してしまう。
* 各地を放浪し鶴岡に辿り着き、自殺しようとしている所を、出羽国東田川郡鶴岡(現・鶴岡市)の南岳寺住職・天竜海に救われる。
* 天竜海の門弟となる。
* 陸奥国岩手郡(現・盛岡市)の連正寺に預けられる。
* 1848年(嘉永元年) - 連正寺が火災にあったため、再建のために尽力する。
* 同寺院の再建の目処が立たないため南岳寺に戻る。
* 1859年(安政6年) - この頃より木食行を始めたと言われる。
* 信者らの協力で寺院再建の資金が集まり連正寺を再建する。
* 天竜海の後を継いで南岳寺の住職となる。
* 天竜海の師の鉄門海が開いた加茂坂峠を、地雷花(ダイナマイト)を使って改修工事を行う。
* 1871年(明治4年) - 同改修工事が完成する。
* 1881年(明治14年)10月28日 - 病没。ただし、1878年(明治11年)説もある。
* ミイラは鉄龍海上人の埋葬後、土中入定により脳・内臓を摘出して石灰をつめて作られた。1868年(明治元年)に出された墳墓発掘禁止令により墓地の発掘が禁じられたため、鉄龍海上人の没年は1868年と偽られ、さらに時効となる大正年間までミイラの存在は秘密とされていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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