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南津電気鉄道(なんしんでんきてつどう)は、かつて東京府南多摩郡由木村(現・東京都八王子市)大字鑓水に本社を置いていた鉄道事業者である。 == 歴史 == 当初は多摩一の宮駅(現在の多摩市)と、相模川尻駅(現在の相模原市)を結び、多摩一の宮駅からは玉南電気鉄道に接続し、新宿駅まで直通運転する構想ではじまり、敷設免許を1926年(大正15年)11月に取得できた。 工事は第一期区間である鑓水近辺では一部レールの敷設も完了し〔、架線柱用の丸太まで準備されていたというが、1929年(昭和4年)の世界恐慌の影響で生糸の価格が暴落し〔『幻の相武電車と南津電車―昭和恐慌で工事中断』153頁〕、資金繰りが悪化したため工事は中断した〔。工事請負師への給料の支払いが滞った事から会社は彼らに訴えられ、請負師たちによって換金のために敷設済のレールを引き剥がして売り飛ばされてしまう等〔の混乱の末、計画はとん挫。1934年(昭和9年)に会社は解散することとなった〔会社解散申請理由には従来建設工事ニ対スル措置ヲ誤リ徒ニ株主間ニ紛争ヲ醸シ刑事告訴ヲ受クル等事業進捗セス到底完成不能ナル為会社解散セントス(No.18「会社解散決議並起業廃止ノ件」『第一門・監督・二、地方鉄道・イ、免許・南津電気鉄道・起業廃止・大正十五年~昭和九年』4頁(国立公文書館デジタルアーカイブで閲覧可))〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南津電気鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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