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南海2300系電車(なんかい2300けいでんしゃ)は、南海電気鉄道に在籍する「ズームカー」(一般車両〔現在の車両 - 鉄道博物館 - 南海電気鉄道〕)の一系列。現在、高野線車両及びズームカーの最新系列となっている。2005年(平成17年)3月31日より営業運転を開始している。 ==概要== 高野線の山岳区間である橋本 - 極楽橋間を走行可能な車体長17mの2扉車「ズームカー」である21001系・22001系・2200系の置き換え用として、1990年(平成2年)に2000系が運用を開始した。その後、山岳区間途中駅の乗客の減少により、山岳区間を2両編成単独で運用できる車両の導入が必要となった。そこで、本系列2両編成4本(8両)の導入が決定された。 当初はワンマン化・2連化を除いてほとんど2000系と共通化した思想で投入される予定だったが、直前に高野山が世界遺産に登録される事が決まり、それに相応しい新車として投入される事となった。 なお、2005年10月以降は運用が少なくなった難波までの直通運転では難波 - 橋本間は2000系と併結して運行し、山岳区間は直通運用・区間運用共単独でワンマン運転を行っている。 本系列の難波乗り入れは、平日極楽橋9:10発→なんば10:46着(急行)→折り返し→なんば11:00発→極楽橋12:40着(快速急行)の1往復のみの運行となっていたが、2008年(平成20年)11月1日のダイヤ改正をもって本系列の難波乗り入れは完全に消滅した。これによって橋本以南も運転する快速急行並びに難波〜橋本以南方面とを通しで行き来する特別料金不要列車はすべて2000系に再び統一された。なお、現在でも多客期には臨時で難波まで乗り入れることはある。この際、さらに本系列2両を増結して4両で運転される場合があるが、この場合、橋本以南の山岳区間はツーマン運転となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南海2300系電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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