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和歌山港線(わかやまこうせん)は、和歌山県和歌山市の和歌山市駅から和歌山港駅までを結ぶ、南海電気鉄道の鉄道路線。和歌山港駅で南海フェリーの四国航路「南海四国ライン」に連絡しており、大阪方面から徳島への連絡線の役目を果たしている。 かつては沿線利用も考慮され、途中駅として久保町駅、築地橋駅、築港町駅があったが、いずれも一日の平均乗降客数が100人以下の無人駅だったため2005年(平成17年)11月27日に廃止〔 - 南海電気鉄道プレスリリース、2005年5月13日〕、また終着駅だった水軒駅も2002年(平成14年)5月26日に廃止された。 == 路線データ == * 管轄・路線距離(営業キロ):全長2.8km * 南海電気鉄道(第一種鉄道事業者): * 和歌山市 - 県社分界点(旧・久保町)間 0.8km * 南海電気鉄道(第二種鉄道事業者)・和歌山県(第三種鉄道事業者): * 県社分界点(旧・久保町) - 和歌山港間 2.0km * 軌間:1067mm * 駅数:2駅(起終点駅含む) * 複線区間:なし(全線単線) * 電化区間:全線電化(直流1500V) * 閉塞方式:自動閉塞式 県社分界点(久保町駅) - 和歌山港間は、南海電気鉄道の敷設免許を譲り受けて港湾管理者である和歌山県が臨港鉄道〔港湾法第四十三条二項に、港湾管理者のする「重要港湾における臨港交通施設の建設又は改良の港湾工事」の費用に対する国からの補助について定められている。〕として整備したもので、南海電気鉄道が第二種鉄道事業者、和歌山県が第三種鉄道事業者となっているが、臨港地区〔昭和40年7月31日建設省告示第2103号で指定された和歌山下津臨港地区。地域地区とは (和歌山市)の「臨港地区」節、および臨港地区及び分区について (和歌山県)を参照。〕内に含まれない県社分界点(久保町駅) - 和歌山市駅間は南海が建設した。なお、和歌山県との境界点であった久保町駅は先述の通り2005年11月27日に廃止されたため、境界点の名称は県社分界点となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「南海和歌山港線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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