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カイノキ(楷樹、学名: )は、ウルシ科カイノキ属の落葉高木。同じウルシ科のピスタチオとは同属で近縁。別名カイジュ、ランシンボク〔(爛心木)〔『樹に咲く花 離弁花2』 293頁。〕、トネリバハゼノキ、ナンバンハゼ(南蛮櫨)、クシノキ(孔子の木)。 カイノキは、直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名付けられたとされる。別名のクシノキは、山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたこの木が代々植え継がれていることに由来する。また、各地の孔子廟にも植えられている。このように孔子と縁が深く、科挙の進士に合格したものに楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされる。 == 形態・生態 == 雌雄異株で、樹高は20-30m、幹の直径は1mほどになる。 葉は偶数羽状複葉だが、奇数の葉が混じることがある。小葉は5-9対で、倒卵披針形で、濃い緑色をしている。秋には美しく紅葉する。 花は円錐花序で、4-5月に葉に先立って花を咲かせる。雄花は淡黄色、雌花は紅色を呈する。 秋には5-6mmの赤い球形の果実を房状につける。果実は熟すると紫色になる。 ファイル:Pistacia chinensis - Kunming Botanical Garden - DSC02968.JPG|樹皮 ファイル:Pistacia chinensis (Anacardiaceae) (leaves).JPG|葉 ファイル:ChinesePistachioClose-up.JPG|紅葉した葉 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カイノキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pistacia chinensis 」があります。 スポンサード リンク
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