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特定の恐怖症(とくていのきょうふしょう、英:Specific Phobia)は、特定の対象や状況に対して著しい恐怖反応を示す不安障害に分類される精神障害である。正常な恐怖との鑑別は重要であり、子供でも蛇を恐れ、何かに対する恐怖が数回酷くなったという経験もよくあり、たいてい著しい苦痛や機能の障害を示さないため、精神障害であるとはみなされない。 診断名の訳語が統一性を欠いている。『精神障害の診断と統計マニュアル』第3版のDSM-IIIでは単一恐怖(英:Simple Phobia)、第4版のDSM-IVでは特定の恐怖症(英:Specific Phobia)、第5版のDSM-5では限局性恐怖症(同じくSpecific Phobia)である。世界保健機関のICD-10では特異的(個別的)恐怖症(Specific (isolated) phobias)である。 DSM-IVの特定の恐怖症の類型では以下が挙げられている。 *動物型:あるいは虫 *自然環境型:高所、嵐、水 *血液・注射・外傷型 *状況型:飛行機、エレベーター、閉所、トンネル *その他、窒息、嘔吐 またICD-10は以下を挙げている。 動物、雷、闇、閉所、飛行、高さなどを挙げ、高所恐怖症、動物恐怖症、閉所恐怖症、単一恐怖を含み、醜形恐怖症、疾病恐怖症を含まない。 環境から導かれるものがある。例えば、肉親に単一恐怖を持つものがいて、それに影響されて。 ==診断== DSM-IVの診断基準Bは、恐怖の対象に暴露されるとただちに不安反応を起こしパニック発作の形をとることもあることを示している。 診断基準Eが、回避、不安、苦痛のために、著しい苦痛や生活機能上の障害を感じていることを要求している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「特定の恐怖症」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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