|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 占領 : [せんりょう] 1. (n,vs) occupation 2. capture 3. possession 4. have a room to oneself ・ 占領地 : [せんりょうち] (n) occupied territory ・ 占領地域 : [せんりょうちいき] (n) occupation zone ・ 領地 : [りょうち] 【名詞】 1. territory 2. dominion ・ 地 : [ち] 1. (n,n-suf) earth ・ 地域 : [ちいき] 【名詞】 1. area 2. region ・ 地域経済 : [ちいきけいざい] (n) regional economic ・ 域 : [いき] 【名詞】 1. region 2. limits 3. stage 4. level ・ 経 : [けい, たていと] (n) (weaving) warp ・ 経済 : [けいざい] 1. (n,vs) economics 2. business 3. finance 4. economy ・ 経済復興 : [けいざいふっこう] 【名詞】 1. economic revitalization 2. economic revitalisation 3. rebuilding of an economy ・ 済 : [すみ] 【名詞】 1. arranged 2. taken care of 3. settled ・ 復興 : [ふっこう] 1. (n,vs) revival 2. renaissance 3. reconstruction ・ 興 : [こう] 【名詞】 1. interest 2. entertainment 3. pleasure ・ 資金 : [しきん] 【名詞】 1. funds 2. capital ・ 金 : [きん] 1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr)
エロア資金(エロアしきん)とは、占領地域経済復興資金 (EROA Fund:Economic Rehabilitation in Occupied Area Fund) のことである。 救済的政策を付与されたガリオア資金と共に、第二次世界大戦終結後、アメリカ合衆国政府の軍事予算より拠出された。経済復興を目的としたため、石炭や鉄鉱石、工業機械など生産物資の供給のために充当された。 ==内容== エロア資金は、1949アメリカ会計年度から日本や韓国、琉球などに適用された。日本においては綿花や羊毛などの原料購入に充てられた。政府はこれらの原料を国内業者に売却し、その代金は見返り資金として蓄積。通貨安定などのために用いられた。 サンフランシスコ講和条約の成立に伴い、1951アメリカ会計年度をもって資金の供給は終了。援助総額は、ガリオア資金と合わせて18億ドル以上(当時の為替レートは1ドル=360円)とされる。援助開始時には無償とされたが、1948年1月、アメリカは突如として日本に対し返済を要求した。日本はこれに反発し、1954年以来、日米間で交渉が行われた。しかしアメリカは西ドイツと同じ返済方式(債務総額の37.5%を返済)を採ることを主張し、両者の議論は平行線上を辿った。 交渉開始から7年後の1961年6月、返済額4億9000万ドル、返済期間15年、年利2.5%の条件で妥協案が成立。翌1962年1月9日、外相小坂善太郎と駐日大使エドウィン・O・ライシャワーとの間で返済協定が調印された。この債務は、1973年に前倒しで完済。返済金の一部は日米教育文化交流計画に、大部分は低開発地域援助に充てられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エロア資金」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|