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卵割腔 : ミニ英和和英辞書
卵割腔[らんかつこう]
cleavage cavity
===========================
: [たまご]
 【名詞】 1. (1) egg(s) 2. spawn 3. roe 4. (2) (an expert) in the making 
: [わり]
  1. (n,n-suf) rate 2. ratio 3. proportion 4. percentage 5. profit 6. assignment 7. 10% 8. unit of ten percent 
: [こう]
 (n) body cavity
卵割腔 : ウィキペディア日本語版
卵割腔[らんかつこう]
卵割腔(らんかつこう)は動物の発生の初期に形成される構造で,受精卵卵割を繰り返して形成される最初の構造でもある。例えばウニの発生では細胞分裂が進むと,その内部に次第に空隙が生じ,桑実胚,胞胚と進む頃にはそのほぼ中央に大きな空洞が生じる。これが卵割腔である。
卵割腔が発達すると、受精卵は表面に一層の細胞を並べた中空の構造となる。この時期の胚を胞胚という。この後,原腸が胞胚の中へ陥入することによって形成される。
== 様々な場合 ==
実際には卵割腔は必ず確認できるものではない。刺胞動物などでは卵割が進んでも内部に空隙を生じない例もあり,その場合,ある程度細胞数が増えてきた段階で,これを卵割腔のない胞胚と見なす。これを中実胞胚という。
また,昆虫などでは卵の中央に卵黄が集まる例があり,表面部分のみが卵割を行う。したがって中央にはやはり隙間そのものはないが,これも胞胚と見なす。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「卵割腔」の詳細全文を読む




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