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厚澤 和幸(あつざわ かずゆき、1972年8月11日 - )は、埼玉県浦和市出身の元プロ野球選手(投手)、プロ野球コーチ。 == 来歴・人物 == 中学で野球を始め、大宮工業高校では2年秋からエースとなる。3年夏の県大会は4回戦で敗退した。東都の国士舘大学に進み、1年春からベンチ入り。4年春に東都二部でMVPとなり、東都大学野球リーグ1部昇格の原動力となる。東都二部通算6勝0敗。1994年のプロ野球ドラフト会議で日本ハムから2位指名を受け入団。 左の本格派として期待をされたが、制球力に難があり一軍に定着できなかった。1997年9月25日の対千葉ロッテマリーンズ戦に2番手で登板。堀幸一の打球が左側頭部に直撃し、ピクリとも動かなくなり担架で運ばれた。検査の結果、軽度の脳挫傷および脳内出血と診断された。 2003年限りで未勝利のまま現役を引退し、翌2004年から日本ハムの二軍投手コーチ。2007年には一軍に昇格し、2010年まで務めた。プロで未勝利だった投手が一軍の投手コーチを務めるのは非常に稀なケースである。 一軍の壁を破れなかったが二軍での活躍は素晴らしく、1997年と1999年に最多勝、2002年にはノーヒットノーランを達成している。イースタン・リーグ通算49勝はリーグ歴代2位(1位は小野和幸の63勝)。左腕投手ではトップ。 2011年からはスカウトに転身。 2013年10月26日に日本ハムの一軍投手コーチへの再任が発表された。 2015年10月23日に新設の一軍ベンチコーチへの配置転換が発表された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「厚澤和幸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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