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原アイルランド語 (英語:Primitive Irish, Archaic Irish; アイルランド語:Gaeilge Ársa) は、ゲール語 (ゴイデル語) のうち知られている最古の形である。これは断片でのみ知られており、その大部分は人名で、おおよそ4世紀から7–8世紀にかけてアイルランドおよび大ブリテン島西部で、オガム文字で石に刻まれたものである〔Edwards, Nancy (2006). 〕 == 特徴 == 転写されたオガム碑文――これは /p/ にあたる文字を欠いている――は、原アイルランド語が形態論および屈折においてガリア語・ラテン語・古典ギリシア語・サンスクリットに類似することを示している。語頭子音変異、広子音と狭子音の区別、子音連結といった、現代 (および中世) アイルランド語の特徴の多くはいまだ現れていない。 アイルランドでは300を超えるオガム碑文が見つかっている。そのうち121はケリー州、81はコーク州である。またアイルランド島外ではブリテン島西部およびマン島で75を超え、うち40以上は3世紀にアイルランドの植民が定住したウェールズで見つかっており、また約30はスコットランドであるが、このうち若干数はピクト語による。ブリテンの碑文の多くはアイルランド語とラテン語の2言語併記であるが、キリスト教の教義およびキリスト教の碑文伝統による影響を示す徴候はいっさい見られない。そのためこれらはキリスト教がローマ帝国の公式な宗教となった391年以前に比定される。アイルランドの碑文のうち十数ほどだけがそのような徴候を示している。 オガム碑文の大多数は墓碑銘であり、属格におかれた死者の名前と、それに後続する MAQI, MAQQI「息子の」(現代アイルランド語 ''mic'') と父の名前、もしくは AVI, AVVI「孫の」(現代アイルランド語 ''uí'') と祖父の名前から構成されている:たとえば DALAGNI MAQI DALI「ダロスの息子ダラグノスの (石)」。ときに MAQQI MUCOI「部族の息子の」という句が部族への所属を示すのに用いられている。いくつかの碑文は境界標であるようである〔Rudolf Thurneysen, ''A Grammar of Old Irish'', Dublin Institute for Advanced Studies, 1946, pp. 9–11; Dáibhí Ó Cróinín, ''Early Medieval Ireland 400–1200'', Longman, 1995, pp. 33–36, 43; James MacKillop, ''Dictionary of Celtic Mythology'', Oxford University Press, 1998, pp. 309–310〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「原アイルランド語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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