翻訳と辞書
Words near each other
・ 原子物理学の父
・ 原子物理学者
・ 原子状炭素
・ 原子球近似
・ 原子番号
・ 原子病
・ 原子症
・ 原子砲
・ 原子砲弾
・ 原子破壊機
原子移動ラジカル重合
・ 原子空孔
・ 原子経済
・ 原子線
・ 原子記号
・ 原子説
・ 原子論
・ 原子論理式
・ 原子質量
・ 原子質量単位


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

原子移動ラジカル重合 : ミニ英和和英辞書
原子移動ラジカル重合[げんしいどうらじかるじゅうごう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
原子 : [げんし]
 【名詞】1. atom 【形容詞】2. atomic
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
移動 : [いどう]
  1. (n,vs) (1) removal 2. migration 3. movement 4. (2) mobile (e.g., communications) 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
: [おも]
  1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important
重合 : [じゅうごう]
  1. (n,vs) polymerization 2. polymerisation
: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 

原子移動ラジカル重合 : ウィキペディア日本語版
原子移動ラジカル重合[げんしいどうらじかるじゅうごう]
原子移動ラジカル重合(Atom Transfer Radical Polymerization, ATRP)とは、リビングラジカル重合法のひとつで、1995年にカーネギーメロン大学クリストフ・マテャシェフスキー
(I)錯体を用いる方法。.〕
京都大学澤本光男
ルテニウム(II)錯体を用いる方法。.〕
により同時期・独立に報告された。
遷移金属錯体(一般には(I)錯体)を触媒有機ハロゲン化合物重合開始剤とするラジカル重合法であり、工業的にも利用されている。通常、略称のATRPで呼ばれる。
ATRP では、重合中のポリマー成長末端が、ラジカルを有する「活性種」とラジカルがハロゲン原子にキャップされた「ドーマント種」の間で平衡にあり、この平衡がドーマント種の側に大きく偏っていて反応系中のラジカル濃度が低く保たれている。そのため、ラジカル同士が反応してしまう二分子停止反応が抑えられ、リビング性が達成されている。

==特徴==

*リビング重合であるため、高分子量かつ分子量分布の狭いポリマーが得られ、また、複数種のモノマーを用いたり開始剤の構造を変えたりすることで、ブロックコポリマーや星形ポリマーなど、さまざまなトポロジーのポリマーを合成できる。
*安価な錯体を触媒として用いることができる。また、還元剤を併用することで触媒量を10ppmオーダーまで減らすことが可能。
*ラジカル重合であるため反応に耐える官能基の幅が広く、水酸基アミノ基などを有するポリマーを合成できる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「原子移動ラジカル重合」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.