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原田 源三郎(はらだ げんざぶろう、1904年 - 1995年)は、福岡県北九州市出身の工学者、実業家。日本磁力選鉱(株)の創業者。明治専門学校(現九州工業大学)工学部電気工学科卒業後、九州帝国大学(現九州大学)で冶金を専攻。卒業後は特殊合金(株)、大倉鉱業(株)、満州本渓湖特殊鋼等で鉄鉱石に関する研究活動に従事し、昭和19年(1944)には原料処理に欠かせない「原田式交流磁選機」を開発した。 ==人物== 大学卒業後は特殊合金(株)、大倉鉱業(株)、満州本渓湖特殊鋼等で鉄鉱石に関する研究活動に従事、原料鉱石等の処理技術を習得。さらに、昭和19年(1944)原料処理に欠かせない「原田式交流磁選機」を開発。これらの業績により、戦後、八幡製鐵所の高炉ガス灰処理研究を製鐵所から依頼され、ガス灰処理技術での事業化の確信を得て、昭和24年(1949)日本磁力選鉱(株)を設立。原田式交流磁選機を使用した工場を八幡製鐵所構内に建設し、同年に操業を開始した。創業当初から、鉄資源のリサイクルに先駆的に取り組む。資源の再利用、再開発を企業活動の基本理念として、選鉱技術を開発し、その技術を駆使して鉄鋼スラグなどを処理し、省資源に大きく貢献して着実な業績を収め安定した経営を続けた。その功績は高く評価され、昭和33年(1958)紫綬褒章、昭和49年(1974)勲四等旭日小綬章を拝受。昭和57年(1982)九州・山口経済貢献財団より第9回経営者賞受賞した。平成7年(1995)死去(満92歳)。翌年、生前の功績を称え、同氏の胸像が作られ、現在本社玄関ホールに置かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「原田源三郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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