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原町火力発電所(はらまちかりょくはつでんしょ)は、福島県南相馬市原町区金沢字大船にある東北電力の石炭火力発電所。 == 概要 == 福島県南相馬市の太平洋岸に位置する石炭火力発電所。1997年7月に1号機が運転を開始、2号機までが建設された。使用する燃料は、全量海外炭であったが、2010年より木質バイオマスの混焼を始めた〔木質バイオマス発電は県産材を“地産地消” (福島民友ニュース 2010年11月16日)2010年12月10日閲覧。〕。 従来、石炭火力は煙突よりばい煙を噴出し公害をイメージするものとして描かれる事が多かったが、集塵装置を始めとする「硫黄酸化物・窒素酸化物・ばい煙」の防止対策、騒音、一般排水、温排水などへの対策に最新の技術を導入して環境負荷の低減を図っている。 1号機は、東北電力では初となる国内最大規模の100万kW機となり、主蒸気温度566℃、再熱蒸気温度593℃、主蒸気圧力24.5MPaとした超々臨界圧のボイラーおよび蒸気タービンを採用し、44%を超える熱効率を達成するなど世界最高水準の設備を導入した。更に2号機では主蒸気温度、再熱蒸気温度共に600℃まで高め、更なる効率向上を図った。 また、本発電所敷地内には、メガソーラー発電所である「原町太陽光発電所」が建設され、2015年1月15日に運転を開始した。 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)によって被災したため送電を停止していたが、2013年(平成25年)3月29日に2号機、同年4月26日に1号機の営業運転を再開した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「原町火力発電所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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