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厳羽[げん う]
厳 羽(げん う、生没年未詳)は、宋代の中国の詩人。字は儀卿、または丹邱。滄浪逋客と号する。 == 生涯と詩論 == 邵武(現在は福建省邵武市)の出身。早くから学問に志し、隣の光沢県で教授していた包恢の門下となる。同郷の厳仁、厳参とともに詩賦をもって知られ「三厳」と称せられるが、今は厳羽の詩集『滄浪集』だけが残っている。南宋が滅亡した後は隠居してどこにも出仕せず、各地を放浪したという。厳羽のことは『宋史』には記載がなく、『福建通志』にはある。 詩論として『滄浪詩話』1巻があり、詩の評論として重んぜられる。全体は詩弁・詩体・詩法・詩評・詩證の五門に分かれ、漢・魏から盛唐の時代に至るまでの詩、中唐の詩、晩唐の詩と三分し、盛唐の詩を最も高く評価した。末尾には呉景僊の『論詩書』の梗概を記している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「厳羽」の詳細全文を読む
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