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友達登録 : ミニ英和和英辞書
友達登録[ともだちとうろく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とも]
 【名詞】 1. friend 2. companion 3. pal 
友達 : [ともだち]
 【名詞】 1. friend 2. companion 
: [たち, たっし]
  1. (n-suf) plural suffix 
登録 : [とうろく]
  1. (n,vs) registration 2. register 3. entry 4. record 

友達登録 : ウィキペディア日本語版
友達登録[ともだちとうろく]
友達登録」(ともだちとうろく)は2001年4月5日フジテレビの『世にも奇妙な物語 春の特別編』で放送されたテレビドラマ。主演は深田恭子
==ストーリー==
大学に通う主人公(深田)は内気な性格が災いして、友達ができずにいた。しかし、友達がいないと悟られたくないため、来てるはずもないメールチェックを欠かさず行っていた。するとある日、「友達登録」という会員制サイトの招待通知が届く。
「いつでもあなたのお好みのタイプのお友達を紹介します」
半信半疑だったが、無料だったこともあり冗談半分で登録した主人公。すると、「希望欄」のメールが送られてくる。そこには、本当に「自分の望むタイプ」を入力するという物だった。
主人公はとりあえず、「向こうからガンガン盛り上げてくれる子」と入力・送信する。すると翌日、全く面識のない同級生が親しげに話しかけてくる。思わず「どちら様ですか?」と尋ねるが、「この前連絡先交換したばっかじゃん!」と言われ、確認すると彼女の名前がケータイに登録されている。
「友達登録」の効果を確認した主人公は嬉しくなり、その友達と楽しいひと時を過ごす。しかししばらくすると、彼女のあまりのテンションの高さに若干辟易とした主人公。すると「友達登録」からメールが。「この方を友達から削除しますか?」。辟易としていた主人公は家で、その同級生を友達から「削除」する。そして、次に「おとなしい子」と希望を入力・送信する。
翌日、やはり面識のない同級生が話しかけてきて、ケータイを見るとやはり名前が登録されている。最初は彼女のおとなしさにホッとしていた主人公だったが、お互いそれから話が広げられず、「おとなしすぎる・・・」を理由に「削除」する。
それを繰り返している内、「ちょうどいい具合」の友達をドンドン登録していく。初めに削除した2人とはその後一切顔を合わせていない事に何の疑問も持つことなく。
そして友達10人程で飲み会をしている時、ふと主人公が「ねえねえ、みんな、友達登録って知ってる?」と尋ねた。すると、それまで楽しかった空気の飲み会が一斉にして静まりかえり、変な空気になってしまう。友達の一人がその空気を打破しようと「全然知らないよ?呑もう呑もう!」と盛り上げるが、どこかよそよそしい雰囲気になってしまう。更に、主人公が買ったばかりの服にトマトジュースをこぼしてしまうなど、どこかみんなぎこちなくなる。不思議に思った主人公だったが、特に意に介さず、家でケータイをチェックして「一緒に盛り上がらなかった」、「この前買い物に付き合ってくれなかった」などを理由に次々に「削除」していく。
場面が変わり、主人公の「友達」が街を歩いていると酔ったサラリーマンと肩がぶつかり、サラリーマンが「どこに目つけてんだ!!」とキレようとする。しかし、ぶつかった女性がどこにも見当たらない。
一方、また別の「友達」が家でシャワーを浴びていると、突然姿が消え、シャワーのノズルが床に落下する。そう、「友達登録」で削除された人間は文字通りこの世から跡形もなく消え去ってしまうのだった。そんな事を知る由もなく、主人公は次々に「削除」していく。
そして、飲み会でトマトジュースをこぼした「友達」が泣きながら、「あの子の機嫌を損ねたんじゃないか?消されるんじゃないか?」と同じ「友達」に相談する。どうにか励まして落ち着かせた矢先に、「この服、高かったんだよね~…」を理由に主人公に「削除」され、目の前で消え去ってしまう。
それ以来、その話が広がり、全員主人公に対してよそよそしくなる。主人公が問いただしてもはぐらかされる。そんな日々が続き、我慢の限界を超えた主人公は「友達」全員を浜辺に呼び出し、「みんな、何で余所余所しいの!?」と改めて問い詰めるが、誰も何も答えない。怒りが頂点に達した主人公は「もういい!!」とケータイを取り出し、「一斉削除」をしようとする。「やめて!!」「イヤー!!」といった阿鼻叫喚を尻目に、「みんななんか、もう友達じゃない!」と「一斉削除」を押す。すると、主人公の目の前から、次々に友達たちが消え去っていく。そこで初めて自分が何をしてきたか理解し、愕然とする。
罪悪感から家に引きこもっていると、「友達登録」からメールが来る。「あなたは削除超過数を超えました。よって、今度は友達側になって下さい」。今度は主人公が「削除」に怯える立場になるのだった。そしてすぐに指示が届く。そこには相手の名前と落ち合う場所が記されていた。
翌日、指示通り相手と落ち合うと、相手は「友達登録」当初の自分と全く同じリアクションを取るが、気にせず会話を続ける。「削除」されないために一生懸命、相手を持ち上げる主人公。しかし、それを繰り返している自分に苛立ち、「こんなのは本当の友達じゃない!やっぱり、本当の友達は自分で見つけるべきなんだ!こんな相手のご機嫌取りをしてるのなんか真の友人関係って言えない!」と相手に説く。
すると笑顔で「初めてだよ、そんな事言われたの。」と同調してもらえ、安心する。しかしその刹那、「…そんなウザい事…。」と言われ、愕然とする。そして相手のケータイには「削除」の文字が表示されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「友達登録」の詳細全文を読む




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