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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 反 : [はん, たん] 1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism ・ 切 : [せつ] 1. (adj-na,n) eager 2. earnest 3. ardent 4. kind 5. keen 6. acute
反切(はんせつ)は、漢字の発音を示す伝統的な方法のひとつ。2つの漢字を用い、一方の声母と、他方の韻母および声調を組み合わせて、その漢字の音を表す。 ==概要== 反切は『切韻』などの古い韻書・字書・音義等で伝統的に使われてきた発音表記法である。『切韻』の例でいうと、 : 唐、徒郎反。 とあるとき、「徒郎反」が反切である。最初の「徒」を反切上字、次の「郎」を反切下字と呼ぶ。目的の字「唐」を反切帰字〔単に「帰字」または「被切字」とも言う〕と呼ぶ。 反切の三番目の字は古いものは「反」であるが、唐代後半以降は「切」と書く。これは「反」が謀反に通じるのを避けたためという。まれに「翻」などを使う文献もある〔『九経字様』艸部「蓋、案字統公艾翻。」〕。 反切から実際の音を求めるには、反切上字の頭子音を、反切下字の頭子音以外と組み合わせる。上の例では、 # 「徒」の『切韻』時代の音は (平声)なので、頭子音は 〔中古音は に従った。〕 # 「郎」の『切韻』時代の音は (平声)なので、頭子音を除くと (平声) # したがって、両者を組み合わせた (平声)が「唐」の発音になる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「反切」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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