翻訳と辞書 |
取りこわしポルカ[とりこわしぽるか]
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
取りこわしポルカ[とりこわしぽるか]
『取りこわしポルカ』(''Demolierer-Polka'')作品269は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したポルカ。『デモリーラー』とも称される。 == 概要 == ウィーンの中心部は幅が広く堂々たる城壁に囲まれ、その城壁の上が道路になっていた。しかし、大砲の発明や、19世紀初頭の2度にわたるナポレオンの入城などで、この城壁が役に立たないことが証明されたため、1857年のクリスマスに皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が城壁を取りこわし、後を広い環状道路にするという決断を下した。この工事はおそらくウィーンの人たちの話題を誘い、賛否両論がかしましく聞かれたという。 その城壁の跡が、現在「リング」と呼ばれる広い環状道路となり、開通したのは1865年であった。シュトラウス2世はこの工事を作品に反映しようと、1862年にこのポルカを作曲し、ウィーンの大道路工事を伝えているが、実は作曲当時は遅々として進まない上に、工事による砂埃が人々を悩ませていたという。勇ましいタイトルに反して、上品でゆっくりとしたフランス風ポルカで書かれているのは、この工事に対する皮肉であると思われる。 初演は同年2月28日にシュペールで行われた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「取りこわしポルカ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|