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受領(ずりょう)とは、国司四等官のうち、現地に赴任して行政責任を負う筆頭者を平安時代以後に呼んだ呼称。 実際に現地に赴任する国司が前任者から文書や事務の引継を受けることを「受領(する)」と言い、それが職名になった(なお、後任者に文書や事務の引継を行うことを「分付(する)」と称した)〔阿部猛『平安貴族社会』同成社、2009年、P129-130。〕。 == 概要 == 長は守(かみ)及び権守(ごんのかみ)で、おおよそ四位、五位どまりの下級貴族である諸大夫がこの任に当てられた。但し、親王任国の上野国、常陸国、上総国の3か国は守たる親王が現地赴任しないため、次官の介(すけ)及び権介(ごんのすけ)が受領である。次席である介(受領である場合を除く)、三席の掾(じょう)、四席の目(さかん)は任用(にんよう)と称す。受領を描いた絵として用いられることのある因幡堂薬師縁起 であるが、土田直鎮 『日本の歴史5 王朝の貴族』中公文庫 ISBN 978-4122044258、136pでは往路、竹内理三 『日本の歴史6 武士の登場』中公文庫 ISBN 978-4122044388、38pでは復路という説明文がついている。また、大津透 『日本の歴史06 道長と宮廷社会』講談社学術文庫 ISBN 978-4062919067、190pでも赴任と書かれているので、『武士の登場』の説明が誤りだと思われる。 なお、任官されながら実際に任国に赴かず官職に伴う給付だけ受ける国司を遥任と言う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「受領」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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