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シャコ目(シャコもく、蝦蛄目)または口脚目(こうきゃくもく)は、節足動物門甲殻亜門軟甲綱トゲエビ亜綱(シャコ亜綱)に分類される分類群。日本などでよく食用にされるシャコなどが含まれる一群で、「シャコ類」と簡単に言うこともある。絶滅群の多いトゲエビ亜綱で、唯一現生種を含む目であり、甲殻類中では類縁がやや孤立した群と言える。 なお、エビ・カニの仲間である真軟甲亜綱にもアナジャコやエビジャコなど姿がシャコ類に似たものに○○ジャコと呼ばれるものがあり、これらはもちろんシャコ類ではない(最近ではシャコ類でないものは「〜ジャコ」、シャコ類のものは「〜シャコ」に統一されつつあるので、語尾に注意すれば覚えやすい)。 == 形態 == 一見、同じ甲殻類であるエビ類にも似るが、エビ類はカニ類その他とともに真軟甲亜綱という別亜綱に属し、両者の類縁関係はかなり遠い。 全長が30cmを超える大型の種から数cm以下の小型種までを含む。 体は細長い筒状で腹部はやや扁平。頭部から胸部はやや小さく、腹部の方がよく発達する。尾部と尾脚は幅広くなっており、遊泳や穴掘りに利用する。 頭部先端には二対の触角とよく発達した複眼が突き出す。 付属肢にエビ・カニのような鋏を持たず、特徴的な1対の鎌のような捕脚を持つ(英名のmantis shrimp=カマキリエビの由来でもある)。これは第2顎脚(第2胸脚と呼ぶこともある)が捕獲用に変化したもので、普段は胸部の下に折りたたみ、捕食時にはこれを鋭く突き出して攻撃する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャコ目」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mantis shrimp 」があります。 スポンサード リンク
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