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口腔内科(こうくうないか、英語:oral medicine)とは、歯科医学の一分野。口腔に症状をおよぼす全身性の疾患を診断し、外科的なアプローチとは異なる方法で口腔疾患の治療を行なうもの。「口腔内科学」の名称は一般的にoral medicineの日本語訳と考えられている場合が多いが、「口腔内科学」以外の例をあげると「口腔医学」、「口腔科学」、「口腔医療学」、あるいはそのまま「オーラル・メディシン」等の呼称が考えられる。日本国内においては医療法が定める正式な標榜科とは認められていない。 == 口腔内科の治療対象 == 口腔内科では口腔内に関連するあらゆる疾患を診断・治療対象とし、医科的知識に基づく全身的評価の後、早期発見による最小限の外科的手術や、器官温存のための内科的アプローチを特徴とする。具体的には、口腔悪性腫瘍、良性腫瘍、口腔粘膜疾患、唾液腺疾患、口腔顎顔面領域に生じる変形、外傷、嚢胞、顎関節疾患、口腔顔面領域の神経疾患、口腔乾燥症、口臭、味覚障害、舌痛症、顎顔面領域の神経性疼痛・麻痺、口腔内と関連する精神疾患(口腔心身症)などがあげられる。以上のように口腔内科は広範にわたるため、口腔内科を担当する医師には口腔内に発生する多様な疾患の診断・鑑別を行う能力と経験が要求され、関連医科・検査施設との密接な連携の上での診療システムが必要となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「口腔内科」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oral medicine 」があります。 スポンサード リンク
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