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古のもの : ミニ英和和英辞書
古のもの[いにしえのもの]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand

古のもの : ウィキペディア日本語版
古のもの[いにしえのもの]

古のもの(いにしえのもの、Elder Thing)は、クトゥルフ神話作品に登場する架空の生物。
太古に宇宙から飛来し、地球の最初の支配者となった種族とされる。
名称は、日本語訳では「旧支配者」とするものもあるが〔「狂気の山脈にて」 『ラヴクラフト全集 4』 大瀧啓裕訳、東京創元社。 作中に両方の呼び名が登場するが、主に「旧支配者」が使われている。〕、太古の神々(旧支配者、Great Old One)とは異なる。
初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフトの『狂気の山脈にて』。
== 歴史 ==
起源は不明だが、旧支配者や異次元的な存在とは異なり、この宇宙で誕生した通常の(物質的な)生物である。人類誕生以前に多くの星々に勢力を広げ、その中に地球も含まれていた。そして、奴隷あるいは食糧として(「ネクロノミコン」によれば、ふざけてか誤ってとも)、地球の生命を創造したとされる。都市の建設にはそうして生み出された生物、ショゴスが使役された。
彼らが最初に降り立ったのは南極であり、その地は聖地とされ以後も文明の中心地だった。当初は地球全体が海に覆われていたため海中に都市を築いたが、やがて大陸が形成されると陸上にも進出し、最盛期には地球上のいたるところに都市を築いた。しかし、宇宙からの新たな種族の到来によって争いも発生し、特にクトゥルフの眷属やミ=ゴとは地上の支配を巡って激しく争うことになった。時折、イースの大いなる種族との小競り合いもあったとされている。それでも地球上で常に一定以上の勢力を保ち続けたが、長い年月のうちに高度な技術は失われ、種としても退化していた。
大寒波の到来やショゴスの反乱などもあって、次第に衰退(地球から宇宙に飛び立つこともできなくなっていた)。現在はかつての都市や遺跡人工的な冬眠等をしている生き残りが殆どで、活動している個体は少ない。
1931年にミスカトニック大学の調査隊により南極大陸で遺跡が発見された。彼らはショゴスに遭遇し、更にショゴスに殺されたこの種族の死体をも目の当たりにする。
およそ60年後〔コリン・ウィルソン『古きものたちの墓(Tomb of Old One)』扶桑社。 〕にロシアは密かに育てていたテレパスたちを使って、南極の地下に生存しているこの種族とのコンタクトを試みている。
70年後〔ティム・カーラン『HIVE』ISBN-10: 1934501050 〕には、アメリカとロシアの研究員たちが新たにこの種族の遺体を発見する。そこで彼らはこの生物がDNAを操作して人類を誕生させた事、そして彼らの本来のエネルギー源が知的生物の恐怖心である事、地球へ来たのは彼らの一派に過ぎず、多くは異次元の彼方で暮らしており、今でも特定の人物を改造した人類の監視役を置いている事などを知る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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