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古今著聞集(ここんちょもんじゅう)は鎌倉時代、13世紀前半の人、伊賀守橘成季によって編纂された世俗説話集。単に『著聞集』ともいう。事実に基づいた古今の説話を集成することで、懐古的な思想を今に伝えようとするものである〔: 名義をめぐって 福田益和、九州大学国語国文学会 語文研究 (37), p57-66, 1974-08-00〕。20巻30篇726話からなり、『今昔物語集』に次ぐ大部の説話集である。建長六年(1254)10月頃に一旦成立し、後年増補がなされた。今昔物語集・宇治拾遺物語とともに日本三大説話集とされる。 ==概要== 古今著聞集序には「字県亜相巧語之遠類、江家都督清談之余波也」とあり、宇治大納言物語や江談抄の遠類としてまとめられた〔 福田益和、長崎大学教養部紀要. 人文科学. 1975, 16, p.1-9〕。さらに実録を補う事が意図であることを述べ、勅撰集の部類に倣ったその構成は実に整然としている。古今著聞集の序や跋文〔跋文とは、単に「跋」ともいう。巻末に記される文、あとがきのこと。〕によると、橘成季が、官を辞めて閑暇をえて編纂したものである。説話収集にあたっては、『台記』『中右記』『江談抄』といった家々の記録を調べ、いろいろな場所を訪ね、人から話を聞いたとしている〔高島経雄、文芸社, 2000〕。現在流布しているものは、すべてが橘成季の手になるものではなく、後年に江談抄、十訓抄などから追記されている〔8, 71-82, 1972-11-25 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「古今著聞集」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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