|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 古 : [ふる] 【名詞】 1. used 2. secondhand ・ 古代 : [こだい] 1. (adj-na,n-adv,n-t) ancient times ・ 古代エジプト : [こだいえじぷと] (n) ancient Egypt ・ 代 : [よ, しろ] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ 時 : [とき] 1. (n-adv,n) (1) time 2. hour 3. (2) occasion 4. moment ・ 時代 : [じだい] 1. (n-t) period 2. epoch 3. era
古代エジプト(こだいエジプト)は、古代のエジプトに対する呼称。具体的には紀元前3000年頃に始まった第1王朝から紀元前332年にアレクサンドロス大王によって滅ぼされるまでの時代を指す。 古い時代から砂漠が広がっていたため、ナイル川流域分の面積だけが居住に適しており、主な活動はその中で行われた。ナイル川の上流は谷合でありナイル川1本だけが流れ、下流はデルタ地帯(ナイル川デルタ)が広がっている。最初に上流地域(上エジプト)と下流地域(下エジプト)〔上下というのはナイル川の上流・下流という意味であり、ナイル川は北に向かって流れているため、北にあたる地域が下エジプトである(逆もまた然り)。〕でそれぞれ違った文化が発展した後に統一されたため、ファラオ(王)の称号の中に「上下エジプト王」という部分が残り、古代エジプト人も自国のことを「二つの国」と呼んでいた。 ナイル川は毎年氾濫を起こし、肥えた土を下流に広げたことがエジプトの繁栄のもとだといわれる。ナイル川の氾濫を正確に予測する必要から天文観測が行われ、太陽暦が作られた。太陽とシリウス星が同時に昇る頃、ナイル川は氾濫したという。また、氾濫が収まった後に農地を元通り配分するため、測量術、幾何学、天文学が発達した。 エジプト文明と並ぶ最初期における農耕文明の一つであるメソポタミア文明が、民族移動の交差点にあたり終始異民族の侵入を被り支配民族が代わったのと比べ、地理的に孤立した位置にあったエジプトは比較的安定しており、部族社会が城壁を廻らせて成立する都市国家の痕跡は今の所発見されていない。 == 古代エジプトの歴史 == 古代エジプト前史 * 紀元前30500年頃、エチオピア・スーダン方面から古代エジプト人の祖先が移住して来る。 * 紀元前12050年頃、定住が始まる。 * 紀元前10030年頃、牧畜が始まる。 * 紀元前8020年頃、農耕が始まる。 * 紀元前5050年頃、集落が形成され始める。 * 紀元前5000年頃、下エジプト下流域の陸地化が進み、入植が始まる。 古代エジプト人は、元号のように「『王の名前』の統治何年目」のように歴史を記録していた。そのため、絶対的な年代表記法に置き換えた時に、幾分かの誤差があるだろうと言われる。初期王朝の始まりも、5年から20年ほどの誤差がある可能性が指摘されている。 古代エジプトは、次の時代に区分されている。 * エジプト原始王時代(紀元前4200年頃-紀元前3150年) * エジプト初期王朝時代(紀元前3150年-紀元前2686年) * エジプト古王国(紀元前2686年-紀元前2181年) * エジプト第1中間期(紀元前2181年-紀元前2040年) * エジプト中王国(紀元前2040年-紀元前1663年) * エジプト第2中間期(紀元前1663年-紀元前1570年) * エジプト新王国(紀元前1570年-紀元前1070年) * エジプト第3中間期(紀元前1069年-紀元前525年) * エジプト末期王朝(紀元前525年-紀元前332年) * プトレマイオス(紀元前332年-紀元前30年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「古代エジプト」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ancient Egypt 」があります。 スポンサード リンク
|