|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 古 : [ふる] 【名詞】 1. used 2. secondhand ・ 古代 : [こだい] 1. (adj-na,n-adv,n-t) ancient times ・ 代 : [よ, しろ] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ローマ暦(ローマれき)は、古代ローマで使用されていた暦法。狭義には、古代ギリシアの太陰暦を元にしてつくられた暦法を言う。ローマ建国紀元とは異なる。広義には、その後使用されたユリウス暦もローマ暦に含める。さらに広義には、ユリウス暦を改変して使用されたグレゴリオ暦も含む。本項では、ユリウス暦より以前のローマ暦について述べる。 ==最初期のローマ暦== 紀元前753年(紀元前745年説あり)、最初のローマ暦が古代ローマで採用された。この暦法は、ローマを建国したとされる王ロムルスの名をとり、ロムルス暦と呼ばれる。3月から始まり12月で終わっていた。各月の名称と日数は次のとおり。 * Martius (マルティウス、31日、軍神マルスの月) * Aprīlis (アプリーリス、30日、美の女神ウェヌスの月、おそらく、ギリシア語アプロディーテを起源とするエトルリア語 Apru より) * Māius (マーイウス、31日、豊穣の女神マイアの月) * Jūnius (ユーニウス、30日、結婚生活を守護する女神ユーノーの月) * Quīntīlis (クィーンティーリス、31日、quīntus(5番目)の月) * Sextīlis (セクスティーリス、30日、sextus(6番目)の月) * September (セプテンベル、30日、septem(7)の月、-berは *-mēmbris/ *-mēnsris(mens:月)の略) * Octōber (オクトーベル、31日、octo(8)の月) * November (ノウェンベル、30日、novem(9)の月) * December (デケンベル、30日、decem(10)の月) 1年の長さは304日で、12月30日と3月1日の間に、日付のない日が約61日間続いた。農耕暦だったので、畑仕事のない季節に日付は必要なかったとされる。当時のローマ人は1年の長さが約365日であることを知らなかったため、日付のない日は厳密に61日間ではなく、春めいてきた日に王が新年を宣言するという形をとったと考えられる。 紀元前713年、ローマ国王ヌマ・ポンピリウスによって改暦が行われ、Jānuārius(ヤーヌアーリウス、29日間、時の神ヤヌスの月)、Februārius(フェブルアーリウス、28日間、februum「浄罪」の月)がつけ加えられた。このときヌマは、日数が30日だった月の日数をすべて29日に変えた。平年の1年の長さは355日になる。2年に1度、2月の日数を23日に減じ、2月23日の翌日に Mercedinus(メルケディヌス)という名の27日間または28日間の閏月を挿入した。この時期はまだ年始は3月1日であった。この暦法は、布告した王の名をとりヌマ暦と呼ばれる。ほとんどの月の日数を29日と31日にしたのと、1年の長さを月の運行に合わせた354日にしなかったのは、ヌマの信仰が偶数を嫌ったからだとされている。 *Martius (31日) *Aprīlis (29日) * (31日) * (29日) * (31日) *Sextīlis(29日) *September (29日) *Octōber (31日) *November (29日) *December (29日) *Ianuarius/Jānuārius (29日) *Februārius (28日) ロムルス暦とヌマ暦で決められた月名は、後に改名されたQuīntīlisとSextīlis、および後のユリウス暦では必要のなくなったMercedinusを除き、語形変化を被りつつも、ほぼそのまま英語等の現代語にまで受け継がれている。また、QuīntīlisからDecemberまでの月名は、ラテン語の数詞5-10(quīnque, sex, septem, octō, novem, decem)に由来し、第5月から第10月を意味する。月の順序と月名との間にずれが生じたのは、後述の紀元前153年の改暦による。'' (31日) * (29日) * (31日) *Sextīlis(29日) *September (29日) *Octōber (31日) *November (29日) *December (29日) *Ianuarius/Jānuārius (29日) *Februārius (28日) ロムルス暦とヌマ暦で決められた月名は、後に改名されたQuīntīlisとSextīlis、および後のユリウス暦では必要のなくなったMercedinusを除き、語形変化を被りつつも、ほぼそのまま英語等の現代語にまで受け継がれている。また、QuīntīlisからDecemberまでの月名は、ラテン語の数詞5-10(quīnque, sex, septem, octō, novem, decem)に由来し、第5月から第10月を意味する。月の順序と月名との間にずれが生じたのは、後述の紀元前153年の改暦による。'' (29日) * (31日) *Sextīlis(29日) *September (29日) *Octōber (31日) *November (29日) *December (29日) *Ianuarius/Jānuārius (29日) *Februārius (28日) ロムルス暦とヌマ暦で決められた月名は、後に改名されたQuīntīlisとSextīlis、および後のユリウス暦では必要のなくなったMercedinusを除き、語形変化を被りつつも、ほぼそのまま英語等の現代語にまで受け継がれている。また、QuīntīlisからDecemberまでの月名は、ラテン語の数詞5-10(quīnque, sex, septem, octō, novem, decem)に由来し、第5月から第10月を意味する。月の順序と月名との間にずれが生じたのは、後述の紀元前153年の改暦による。'' (31日) *Sextīlis(29日) *September (29日) *Octōber (31日) *November (29日) *December (29日) *Ianuarius/Jānuārius (29日) *Februārius (28日) ロムルス暦とヌマ暦で決められた月名は、後に改名されたQuīntīlisとSextīlis、および後のユリウス暦では必要のなくなったMercedinusを除き、語形変化を被りつつも、ほぼそのまま英語等の現代語にまで受け継がれている。また、QuīntīlisからDecemberまでの月名は、ラテン語の数詞5-10(quīnque, sex, septem, octō, novem, decem)に由来し、第5月から第10月を意味する。月の順序と月名との間にずれが生じたのは、後述の紀元前153年の改暦による。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローマ暦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Roman calendar 」があります。 スポンサード リンク
|