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古凍古墳群(ふるごおりこふんぐん)は、埼玉県東松山市にある古墳群。 松山台地突出部に構築された古墳群で12基が現存している。早くからその所在が知られていたが、耕作などにより多くの古墳は削平され、墳丘の残っている古墳はカンベ塚古墳をはじめ9基である。かつては北部に展開する柏崎古墳群と一括して「柏崎・古凍古墳群」と呼んでいたが、発掘調査が進むにつれ両者の質的・年代的な差異が明らかにされ、それぞれ別の古墳群として扱われるようになった。 *古凍4号墳 *: 直径約30m、高さ5mの円墳。古墳群内で現存する最大の古墳である。1994年(平成6年)、東松山市遺跡調査会により東側の調査が行われた。周溝は隣接する3号墳を避けるようにして作られ、一部を堀残した歪んだ形をしている。また、築造時の墳丘は直径42メートルあったと推定されている。周溝の途絶部分からは4基の土坑が発見され、鉄製壺鐙、環状鏡板付轡、鞍金具などの馬具が発掘された。これらの土坑は6世紀末から7世紀初頭にかけて造られたと考えられる。 == 参考文献 == * 塩野博 『埼玉の古墳 比企・秩父』 さきたま出版会、2004年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「古凍古墳群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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