翻訳と辞書
Words near each other
・ 古手梨花
・ 古手羽入
・ 古拙
・ 古拙の笑み
・ 古政成
・ 古教会スラブ語
・ 古文
・ 古文 (文体)
・ 古文 (曖昧さ回避)
・ 古文、漢文、漢字板
古文学
・ 古文学派
・ 古文尚書
・ 古文復興運動
・ 古文書
・ 古文書学
・ 古文真宝
・ 古文経
・ 古文経伝
・ 古文経学


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

古文学 : ミニ英和和英辞書
古文学[こぶんがく]
【名詞】 1. paleography 2. the study of ancient writings
===========================
: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
古文 : [こもん, こぶん]
 【名詞】 1. ancient writing 2. classical literature
古文学 : [こぶんがく]
 【名詞】 1. paleography 2. the study of ancient writings
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文学 : [ぶんがく]
 【名詞】 1. literature 
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
古文学 ( リダイレクト:古文 ) : ウィキペディア日本語版
古文[こもん, こぶん]

古文(こぶん)は、漢字書体の一種。広い意味での篆書系統の文字である。
広義には小篆以前に使われていた文字を指すが、狭義には後漢許慎による字書『説文解字』やの「三体石経」に「古文」として使われている文字、さらに出土文物である六国の青銅器陶器貨幣璽印長沙仰天湖楚墓竹簡・信陽楚墓竹簡・楚帛書といった文書に使われている文字を指す。
==文字としての「古文」==
前漢代、の焚書政策を免れて孔子旧宅の壁中や民間から発見された以前の儒家経書テキストに使われていた文字であり、当時の経書に一般的に使用されていた書体である今文隷書体)に対して古文という(テキストについては下記、古文経学を参照)。
このように「古文」とは本来「古い時代の文字」という意味でしかなく、その定義は極めて曖昧なものである。しかし、後漢時代の古文経学者である許慎が著書『説文解字』に479字の古文(説文古文)を異体字として収録し、また三国時代三体石経が古文を使っていたおかげで、その一端を窺い知ることができた。
現在『説文解字』や「三体石経」に収録されている「古文」の字形を見ると、画の先が鋭く尖っており、金文に極めてよく似通っている。字形も同時代既にある程度の部首分けが可能な形となっていた大篆小篆の原型)に比べると未整備な部分が多い。
近代になり、王国維は「戦国時秦用籀文六国用古文説」(1916年)において古文を戦国時代以外の六国)で使用されていた文字と推定し、東方各国で発展した文字と考えた。つまり西方の籀文に対し、東方の古文の系統があったというわけである。説文古文は『説文解字』の2000年にも及ぶ伝写の過程でその書風が大きく変わっている可能性があり、当時のものを反映しているとは言い難い。しかし、その字体構造については、その後、陸続と発見された出土文字資料(特に楚簡が中心となる)との共通性が確かめられ、六国文字は六国古文(りっこくこぶん)と呼ばれている。
また唐代末期には乱れた漢字の字体を整理するために典拠のある規範漢字を求めようとする文字校勘学、字様の学が興起した。その際に古文の収集も行われて十数種の古文集字書が著されたとされ、その成果は初、郭忠恕の『汗簡』や夏竦の『古文四声韻』に収められた。これらの書物は従来あまり顧みられない書物であったが、出土する戦国竹簡の読解に有用であることが分かり、古文の知識が唐宋時代にも残っていたことが知られたのである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「古文」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Guwen 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.