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古淵(こぶち)は、神奈川県相模原市南区の町名。一丁目〜六丁目に分かれる。また元は同市の大字名であった。郵便番号は、252-0344。 == 地理 == 相模原市南区の北端に位置する。北から東にかけて流れる境川に沿った都県境をはさんで東京都町田市の木曽東および森野に隣接し、南西側は国道16号を境に南区の大野台、西大沼、東大沼に、南東側は同区の鵜野森に、北西側は中央区の東淵野辺に接する。 区域内を神奈川往還〔ただしこの呼称は地域内では一般的ではない。俗に「(国道16号の)旧道」と呼ばれることもあるが、国道16号は1953年にその前身の二級国道129号に指定された当初から現在のルートであり、この道路が国道であったことはない。以下、この項では便宜上「神奈川往還」の呼称を用いることとする。〕 およびJR東日本横浜線が貫通し、横浜線上に古淵駅が設けられている。 境川沿いに段丘崖が伸び、その間にわずかに幅の狭い低地がある。当区域の大部分に当たる段丘崖南西側はほとんど平坦な相模原台地の一部となる。古くからの集落は段丘崖付近に分布し、また神奈川往還沿いに路村形態の集落が形成されていた。境川沿いの低地に水田が開かれることもあったがごく狭く、台地上の大部分は畑として利用された。 1988年に古淵駅が開業するまでは最寄りの各駅(淵野辺駅、町田駅、相模大野駅)のいずれからも離れた位置にあったため市街化の波及は遅れたが、古淵駅の開業に合わせて同駅周辺で区画整理事業が行われ、事業の対象外の区域も含めて同駅開業後、急速に宅地化が進んだ。 国道16号沿いでも、ちょうど相模大野駅の駅勢圏と淵野辺以北の横浜線各駅の駅勢圏の中間にあることから開発は緩慢であったが、古淵駅周辺の区画整理事業に合わせて1993年(平成5年)、国道沿いにあった昭和シェル石油グラウンドの敷地に大型ショッピングセンターが開設されジャスコ(現・イオン)およびイトーヨーカ堂が出店した。これを契機に国道沿いにはトイザらスなどのロードサイド店舗の出店が相次ぎ、また古淵駅との間にも多くの店舗が集積して周辺の相模原市内に加えて、境川をはさんだ町田市中部も商圏とする地域の商業地として急速に発展している。 市街地から離れていたことから、鵜野森との境界に接する新淵(現・古淵五丁目)に1944年(昭和19年)、当時の相模原町により町営火葬場が設けられた。市制施行後も市営火葬場として営業が続けられたが、1960年代に入り人口の急増による利用の増加と簡便すぎる施設の老朽化から新たな火葬場の建設が必要となった。市内何か所かの候補地のうち、「将来的にも住宅地が進出する可能性が低く隔絶された地域」〔『相模原市史 現代通史編』 相模原市、2011年〕 として古淵の従来地が選ばれ、現在の相模原市営斎場が建設された。さらに生活形態の変化とともに発展した民間の葬祭業者による斎場が周辺に立地するようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「古淵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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