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古着屋総兵衛影始末(ふるぎやそうべえ かげしまつ)は、徳間文庫から書き下ろしで刊行されている佐伯泰英の時代小説シリーズ。 第11巻の最後で「第一部 了」となる。2011年1月より『新・古着屋総兵衛』が新シリーズとしてスタートすることが佐伯通信創刊号で発表され、同年1月28日に新潮文庫より新装版「死闘!」「異心!」と共に『新・古着屋総兵衛』シリーズ1巻「血に非ず」が発売された。『新・古着屋総兵衛』シリーズの開始と同時に、新潮文庫から佐伯自身による校正を行った新装版が刊行されている。この新装版は、大きく手直ししたため、「完全版」といってよいものとなっている。〔児玉清の対談より ">「古着屋総兵衛」特設サイト内の佐伯泰英と児玉清の対談より 。〕。 == 概要 == この小説は、徳川家康から影旗本として密かに徳川家を護持する事を命じられた鳶沢一族と時の権力者・柳沢吉保との暗闘が物語の主軸となっている。 富沢町の古着屋を、「武」と「商」に生きる鳶沢一族として描くこの物語の着想は、三田村鳶魚の『江戸語彙』にある「鳶沢某なる夜盗が家康に許されて鳶沢町を造ることを許され、古着商いの権利を得た」という、短い記述から得られた物だということである(1巻『死闘!』・11巻『帰還!』あとがき)。リサイクル都市であった江戸の古着の流通に携わった者たちは、かつては『水滸伝』に登場するような英雄豪傑であり、そんな武士(もののふ)が商人(あきんど)に変わった言い伝えを物語に発展できないかというのが、この作品を書く発端であったとしている(1巻『死闘!』あとがき)。 この『古着屋総兵衛影始末』が第11巻『帰還!』で第一部終了となったのは、シリーズを通しての宿敵である柳沢吉保の失脚が最大の原因であると書かれている。『帰還!』のあとがきは、構想を練って再び読者にお目にかかれる日が訪れることを切望している旨が語られて終わっている。2011年に発売された『帰還』の書き下ろし部分で、柳沢吉保との戦いの決着後、総兵衛が鳶沢村に隠棲し息を引き取るまでの様子や、商売の様態を変えた大黒屋のその後が書かれる。また、柳沢吉保が大黒屋へ100年に及ぶ呪いをかけるシーンも加筆され、これが『新・古着屋総兵衛』シリーズへと続く伏線となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「古着屋総兵衛影始末」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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