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賦(ふ)とは、中国の韻文における文体の一つ。漢代に形成された。抒情詩的要素が少なく、事物を羅列的に描写する。事物の名前を列挙することを特徴とするので、日本では古来、かぞえうたと称された。『漢書』芸文志に「歌わずじて誦ず、これを賦と謂う」とあり、漢詩が歌謡から生まれたのに対し、賦はもとより朗読されるものであったと考えられる。接続詞なども多く使われ、散文の要素が多く取り入れられている。文体の性格としては漢詩と散文の中間に位置する。 『楚辞』離騒の系譜を継ぐものと考えられ、合わせて辞賦と称される。 == 押韻 == 押韻は通常、換韻がなされ、一韻到底は少ない。換韻は意味的な段落が変わるときになされることが多い。隔句韻が最も多く、また毎句韻も多い。しかし、散文的要素が強い場合、長く押韻しないものもしばしばである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「賦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fu (poetry) 」があります。 スポンサード リンク
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